「わー!わー!(っとさわぐこと)は×」
「これ(ジェスチャーでママをゆさぶるマネ)は×」と
はっきりした態度を見せた後、
ツヨは少し変わりました。
まだ心と体の苛立ちは
一日何回かわきあがってくるけれど
思う存分、好きなように出していいものではないと
少し感じ取ってくれたのかもしれません。
今日は、月1回の児童精神科の薬の処方の日でした。
5分くらい先生と話す時間があるので
「理由がはっきりしなくて
空腹時や起床時、退屈な時などに暴れることがあること」
「ここ数週間、毎日続いていること」
「むしろやるべきことはきちんとやっていて、
家のそとでは、教わったことを楽しげにきちんとやろうとしている。」
理由があること
例えば(これやりたい!これやりたくない!
エレベーターや電車にもっと乗りたい!レジで待てない!
レストランで待てない!)
などで騒ぐといったことはほとんどなくなって
とってもお利口なこと。
別人のようだと、私。
理由がなくて騒ぐのも大変だけれと、
やるべきことはきちんとできているのであれば
認知は上がってきていると、先生。
もやもやしたものは避けようがないけれど
いつか落ち着いてきそうな気配があるね。と
私ももうすぐ落ち着いてきて、
また一つ階段をのぼれるような予感はしていますと。
ただ、そういっても、尋常じゃないくらい騒いだ時の対処が問題です。
理由がないので物を与えてもだめ。
ツヨは一見落ち着いているように見えますが、
実は紙一重。
いつもストレスをいっぱいためて生きているんだろうな。
どうしても自分が抑え切れなくて、
暴れることもあります。
ここのところは毎日。
理由はどうしてか?
いいえ。
理由なんてわからないことも。
本人にもわからないことで
怒りの気持ちが湧き上がっているのでしょう。
むしろお互い理由がわかることでは
怒ることはあまりなくなってきました。
やれることはすべてやっている。
できることも少しずつ増えてきた。
言葉がないから、わかりやすくたくさん愛情も伝えている。
求めてくることにはできる限り答えようとしているし、
こちらの要求にも一生懸命答えようとしている。
それでも
急に大声でイライラをぶつけてくることがあります。
私に大声で飛びついて
首に巻きついたまま
一緒に倒れようとしたり、
しがみついていたかと思うと
身体を急にいらっとばたつかせたり、
私をたたくこともあります。
そして、いけないことをした、という表情に一瞬だけ変わります。
そしてまた
うわーっと私の膝で暴れる・・・
痛いし
35キロくらいあるので
急な動きがだんだん恐怖に感じます。
いつ怪我をしても不思議はないです。
ツヨの動きはいつもは穏やかですが、
基本的に
特異な動きが多いです。
生まれつきの運動神経は悪くないかもしれないけれど
今はいかなる場合でも体罰は禁じられているそうですが、私の小学生時代(80年代)は、学校での体罰は日常でよくあることでした。私の場合、行動が人より遅かったり、ぼーっとしてたり、忘れ物をしてしまったり・・・という理由で叩かれることがよくありました。今思えばこれらは、障害の特性が原因のところもあるのですが、当時はアスペルガーだなんて誰も知らなかったのだから、怠けていると思われてしまうのは仕方がないことでした
いろいろと忙しくて、ブログの更新〜また日があいてしまいました。
区の障害者福祉センターに行きました。この日は 大学の試験があって駅前は混雑していました。
朝の埼京線 十条駅の横の踏切がなかなか開かなくて 待っている人はいらいら・・・
「バス停はこのへんなんだけど」といいながら、みつからないまま歩いていたら、次のバス停についてしまいました。「バスに乗ってく?」と聞くと・・・
真っ青に晴れた空をみながら・・俺様
「歩きたいのです♪」
「ええ==歩くの〜?」と言いながら 十条駐屯地前を通過して・・もうすぐです。
お天気もいいし、あったかいし・・ま、いっか〜。
引っ越してきてから、歩くことが多くなりました。
パパは「電動自転車買う?」と言ってくれるのですが、まこちゃんと歩くのにも 買い物で置き場所にも不便なので、もう少し ようすをみてから考えようかな〜・・と思っています。
この日は、区の障害者福祉センターで 陶芸を体験しました
区報で見て申し込みをしたのですが・・この陶芸は 地域のみなさんに障害者福祉センターを知って頂くためのイベントで 陶芸は5年ぶりの開催だそうです・・ラッキー
今回のシリーズ記事では、我が家でのホワイトボードを活用したコミュニケーション療育について書いています。これまで、3回にわたって、「夕食の献立を表示する」という目的でホワイトボードを導入したこと、その結果の「副産物」として、この「夕食ホワイトボード」が、「夕食時の手順・段取りの進捗を、ホワイトボードの内容を順に消していくことで視覚化する」という機能をもつようになった、という話を書きました。さて、夕食時のパニックは、このようにホワイトボードを導入することで、かなり改善しました。・..
あと6週間で中学部卒業の殿。
あっという間の三年間。
あと少しで義務教育とは縁が切れることになります。
当地では知肢併置の影響で学区を変え、四月から違う学校に通う生徒もいるみたい。
もしかしたら中学を卒業したら社会に出る生徒もいるかもしれない。
当たり前だけど、子ども達のライフステージが変わっていきます。
小学校の卒業式の日、最後の帰りの会で大泣きをしていた殿。
今度も殿は泣くのかな?
来月の卒業式は残念だけど行けそうもありません。
学校で”卒業を祝う会 ”という行事があるらしく
そこで殿たちは 『 花は咲く 』を合唱することになってます。
殿は学校でこの曲を初めて聞いた時に涙していたそうです。
殿父も大好きな曲で、聞くたびにウルウルさせられています。
なんというか・・・ やっぱり親子だなぁ・・・
みんな元気になってきました。
パパは点滴、
私とツヨはイナビルを吸入。
イナビルはタミフルより比較的早く効くということと
何日も続ける必要がないので
去年から進んで希望して処方してもらっています。
薬をもらったらすぐ(薬局内でもいい)
吸入します。
10歳未満は一個。
10歳以上~大人二個。
幼い頃はリレンザをうまく吸えなくて
逆に吹いてしまって粉を舞い上げて失敗してしまったので
去年は練習して練習して
(スー、ハー、スー、ハー、はい!みたいな)
なんとか吸えたけれど
今年はなんとギリギリ10歳だから二本もらえて
何たる安心感・・・
多少失敗してもいいんじゃないかと・・・
しかも
第一三共はえらい
(関係者じゃありませんよ)
「イナビル吸入確認用」
という
薬は入っていない
おもちゃみたいな練習器ができていた!
うまく吸えると
ピィ~
っと音が出る。
(厳密には練習用ではなくて、
吸える力があるかどうか確かめるもの)
さっそくツヨに吸入タイム。
見本の紙を見せると
やる気マンマン。
昨年やったのをおぼえている。
練習用を
はい、と渡すと
思いっきり吸った!
思いっきりピィ~と鳴った! (そりゃそうだ)
ツヨ、ピィ〜に若干ビビる。
そして味を確かめる。
・・・あれ、味がない・・・
みたいな顔。
もう1回練習。
ピィ~!!
まぁ、いい音。^_^