永福学園/高等養護学校・見学♪

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Nice!

( 永福学園・高等養護学校に行ってきました♪ )永福学園HP 平成20年度の募集要項が掲載されています。https://www.eifuku-sh.metro.tokyo.jp/NPO法人 障害者就業生活支援開発センター Green Worsk21の研究会で 永福学園の見学をしてきました。この研究会には これから障害者の就労を検討している企業、実際に雇用している企業、親の会等が会員になっています。新しい校舎の外観と 学校内部の設備も素晴らしく 教室もトイレもバリアフリー対応になっていました。でも、全てが新しいわけではなく、使える設備はきちんと継続して使用しているという印象を受けました。現在は1年生100人ですが、今後 2学年分200人の生徒が入学予定で 全体で300人になりますから、各学年が実習を行えるように設備を整えていくと伺いました。今日は火曜日で 今年入学した1年生の「職業に関する専門教科」の日でした。みんな一生懸命に仕事の学習をしていました。『1年次には ○清掃、○事務、○物流、○食品、○福祉のコースを校内で体験し、就業体験や職場見学で各自の希望や適性を見極めていきます。その経験に基づいて2年次からは2系列4コースの内容を選択していきます。流通・サービス系列・・・ビルクリーニングコース、ロジスティックコース家政系列     ・・・食品コース・福祉コース』(学校から頂いた資料より)1年生は 2クラスずつ20名が1グループとなり、各コースをローテーションを組んで全て体験します。1年生の時の実習は 週に2日間ですが、2年生には2日半、3年生には3日間と増えていきます。『実習の職場での経験を重ねて、働く力を養います』『関係機関との連携で、支援体制の構築を進めていきます。民間企業出身の東京都教育庁障害者就業コンサルタントや、東京労働局・ハローワーク、東京障害者職長センターや区市町村の就労支援機関と連携して「個別移行支援計画」を作成し、職場開拓や就職後の定着支援体制を構築していきます。』(学校から頂いた資料より)( 普通の学級のようす=みんな職業の専科を学習中で誰もいませ〜ん )ここは実習する場ではなく、学習をする 普通の学級(表現が変だけど〜苦笑)のようすです。広さも十分にあり、ベランダもありました。椅子がちょっと特徴的かな?各生徒のロッカーの教科書は 数学、国語、歴史etc・・・ファイルもたくさんありました。掲示物も「こんなにたくさんの漢字・・・読めるかな?」とちょっと心配(汗)になるようなプリントばっかりだよぉ〜〜〜☆( スター☆クスの全面協力で喫茶店仕様に・・・外には店舗さながらにテーブル )しっかりときれいに掃除している生徒がいました♪  ☆写真に生徒は写っていません☆ビルクリーニングの実習や、ロジスティックの実習=クロネコ☆マト全面協力 など企業の協力があって画期的です。どの生徒の様子をみても・・・普通の子じゃ〜ん☆・・うるうる・・・まこちゃんには無理だよ〜と私の気持ちは へこたれモード・・・(涙)そのうえ・・・まこちゃんは・・・「はじめてのところは苦手だぁ〜〜〜」モードに突入中で・・・見学がはじまってからずっと興奮モード・・・何でも「わ〜〜っつ」と動こうとするので「ルールを思い起こさせる」ために実習訓練の部屋から出して 「ルールに従うこと」を話して・・・20分くらいでようやく「環境に慣れました」ほっとしたよぉ〜〜〜(大汗)1回、環境に慣れると後は大丈夫・・・比較的 短時間で環境に慣れて 慣れたら落ち着いてすごせるようになるなんて・・・また1つ大人になったなぁ〜と思いました。研究会では『ISFnet』(it企業)のお話しがあり「障害者の方とどのように業務をすすめていくか」『障害者も収益をしっかりとあげていく』企業の考え方を聞きました。学園での研究会を終えて、時計を見ると17時半をすぎていました。外に出て・・・ふと立ち止まる・・・「え〜っと・・・どっちに行けばよかったんだっけ??」私ってば、ものすごい方向音痴・・・校門の所に立っている生徒に 「駅はどっちにいけばいいの?」『どこの駅ですか?』(あ、確かに=赤面)「明大前なんだけど・・・」『それはこっちです→』「ありがとう♪」するとちょうど生徒達も帰る様子・・・方向は・・明大前らしい〜〜ラッキー(うるる・・)生徒達と一緒に てくてく歩いているんだけど、会話が「あまりにも普通の人だよ〜〜」(・0・)明大に突き当たるので 迂回しようとすると・・・『明大の中を通って 通学路に使わせてもらっているところがあるんです。こっちですよ・・・』と生徒たちがいっしょにいきましょうと 自然にさそってくれました。なんてやさしいのぉ〜〜〜感動♪階段をあがっていくと・・・『この子は来年入学してくる子なんだ〜♪』 「え? それは無理だよ〜みんなみたいに普通じゃないし・・・言葉だってあまり出ないし・・・」と私が言うと、それまでは 無口だった生徒が・・・『学校にはいろんな生徒がいるよ。みんなが違うんだから、得意なことも不得意なこともある。最初からダメだってあきらめるんじゃなく、やってみて どうか?ってことだと思う。最初から 入れないって決めるんじゃなくて、やってみてどうか?ってことじゃないかな?』「でも・・試験ってむずかしいんでしょ?」(隣を歩いている生徒に・・)『難しかった?』『難しかったような気もするけど・・・やっぱり 受けてみたほうがいいと思うよ』『受けてみてどうか?だよね。』『そうそう・・・』「そっか〜 はじめからあきらめちゃダメだよね・・」『そうそう・・・学校に入学しておいでね♪』そんな会話をしているうちに駅につきました。なんていい生徒達なんだぁ〜〜感動しすぎだよ〜〜〜☆可能性は低いかもしれないけれど、何もしないであきらめるよりも、まこちゃんの可能性で できるところまでやってみて 結果をみればいいんだよ。と思ったのでした。それにしても・・・「普通の会話で思慮深すぎだよ〜〜〜」と思ったのでした。たくさんの感動をもらった学校でした。もしも まこちゃんのPRができるとしたら・・・私が自分で就職先 見つけてきます!だから入学させてちょうだい!って♪先生の一生懸命が 1人1人にあわせたプログラムの構築と結果をだして行こうとする緊張感があって、まこちゃんには「就労する訓練って・・・」という どきどきする体験になりました。皆様、ありがとうございました♪