生きるための権利・3

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『”生きるための権利”として療育手帳を取っといたほうがいい。』療育手帳は『だめです』と非該当の烙印を押され、そのころはADHDって何?と相談にも乗ってもらえず「何のためにとるんですか?」と冷たく突き放された6年前の”あの日”がよみがえりました。”あの日”以来、市役所や病院からもどうしてこんな状態なのに取れないんだろうねと言われ(まあ困ってるだけでは取れないのは重々わかっているのですが)大人になってから療育手帳か精神保健福祉手帳を考えようと話し合いもう忘れかけてたときに聞いた一言でした。『療育手帳がない方ももちろんいらっしゃいますしここではきびしいのはわかっています。ですが中学・高校と大きくなって、就労・生活を考えたときに生きる権利を有するために必要となってくるものです。』ちびが、ちょっと前に言った言葉。「ぼく、おおきくなったら、なんのしごとするの?」「ぼく、おおきくなったら、どこにすむの?」その時はなんていったらいいかわからなかったし作業所やグループホームなんて到底理解できるものではない。まして結婚なんて想像もつかないしわからない。今から視野に入れておかなければいけない現実をたたきつけられました。その先生との電話が終わった後、調べました。児童相談所の電話番号を。そして、すぐ電話をかけました。すみません、療育手帳を取りたいのですが・・・・すると「何のためにとるんですか?」

生きるための権利・2

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さて、私は特にいわゆる昔で言う養護学校(今で言う特別支援学校)に偏見があるわけでも何でもありません。なぜ支援学校に行かせるかどうか悩んでるのかというと、今の小学校の支援学級のお友達は99%近くの普通校に進学し遠くの特別支援学校にはほとんど誰も行かないからです。つまり、遠くの支援学校には、下手したら誰も行かないということです。ちびを行かせる事はすなわち、お友達が誰もいないということです。今の小学校の特別支援学級は6年前にスタートしたばかりです。今年3月、初めての卒業生を近くの中学に送り出したばかり。しかも、たった2名です。いわゆる、実績というものは皆無に等しいです。小学校は卒業後のことまでは、当たり前ですが把握しません。(必要時は小学校から中学に情報を渡すことはありますが)その2名が、今どういう中学校生活を送ってるかなんてことはよくわかりませんし、知る由もありません。ですが、ただでさえ、中学校というのは小学校とはわけが違う。先生も教科別だし、遊びから勉強に重点が変わる。そこへ、思春期の到来。体の発達に心が追いつかずギクシャクしてしまう年頃です。はからずもうちのちびは知的障害を抱えています。心の吹き溜まりをうまく言えないことでしょう。本人、いやもしかしたら家族のサポートが必要となってくるときにプロフェッショナルがいないと困るのです。ところが、特別支援教育がスタートしたといっても

生きるための権利・1

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うちの子供たちには療育手帳がない。それはボーダーだからだ。いわゆる境界線。福岡県ではADHDやアスペルガーというだけでは手帳は取れない。IQで判定し、また結果は家族には一切非公開という手ごわさ。おにいは高いので数値はわからないが非該当。ちびは検査前では60〜70の間だったのだが児童相談所の判定は非該当。おまけに『何のためにとるんですか、とっても何の足しにもなりませんよ』という嫌味を言われた、嘘のような本当の話である。当然、憤慨した。だからこの6年間、児童相談所には1回も足を運んでいない。ところが、ひょんな話から児童相談所に行くことになった。中学進学の件で、顔なじみの市教委の人に相談に乗ってもらった。息子たちの小さいときからの縁で、大変お世話になってる方だ。「うちの子って、普通校じゃなくて、特別支援学校、行けますかねえ」『そうねえ、数年後に出来るって言うけど、あくまで”県の”決定だから先延ばしあるかもしれんよ』・・・この人は本当に腹を割って話してくれる(笑)そして言った。『古い言い方だけどね、養護学校って言うのは生きるすべを学ぶところだと思うんだよ。普通校では教えてくれない生きるための方法を教えてくれるところだからのちのちのこと(高校・就職)を考えたら行ったほうがいい』そう言ってくれた。

中学への不安

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近くの中学の支援学級のいいうわさはきかないので今のところちびは、遠くの支援学校へ行かせる心づもりでいます。支援担任・交流担任にもこのお話はしてあります。ところが。お友達がたくさんいるちびが、突然せきをきったように話し出しました。『ぼくね、みんなとおなじがっこうにいきたいの』『でもね、べんきょうわからないからね、どうしたらいいかわからなくて』ちびには精神遅滞という知的の遅れがあります。個別に支援学級で少ない量の宿題を作ってもらってこなしています。おなじ5年生の周囲とは確実に勉強の量や内容の格差があります。今の支援学級がちびは気に入ってて、中学にもあるのかと聞いてきます。そうじゃなくて学校全部が支援学級になってて勉強がわからなかったり手足の不自由な人やいろんな人が一緒になって勉強するところだよと説明しても、わかるわけはなく。お友達はすぐできるよといっても、『できないよ』とちび。中学は遊ぶところじゃないんだよと現実を説明しながら、そりゃ学校へ行っても知らない人ばかりじゃ不安ですよね。連絡帳にその旨つづったところ「何かきっかけはありましたか?」と交流担任。きっかけも何もなく、突然だったのです・・・。想像するにお友達との話からだろうとは思ったのですが。何度もブログには出てきていますが

およいだよー。

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あれほど、プールを嫌がって5年目に突入だった、ちびが。25m泳ぎました〜〜〜〜(ノДT)水着に着替えるときは、ちょっとイライラとしていたらしいのですが交流担任といろいろ話をしているうちにさっと顔つきが変わり、すっと動き始めたんだそうです。苦手なシャワーは手で水をすくってかけてす〜いすいと泳いだので、かなづちだと思ってた皆はびっくり。あっというまに進級したそうです。(そりゃ3歳の頃から泳いでるもんなあ)支援の担任も喜んでくださってがんばれたという気持ち、自信がついてうれしいんだと思いますお友達もすごいといってくれていました、とありました。

いとしのおともだち

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ちびのおともだちが遊びに来ました。12時5分前です(・・・おいおい(-"-;A)1Fではないのでドアホンを押すのが面倒なのか近頃はみなさんバルコニーのほうから『お呼び出し』がかかります。σ(^_^;)支援学級卒業生(今は中1)のお友達◆くん・・・※追記(・・の小学4年生の弟くん。中学は今日は学校でした^^;)でした。旦那が顔を出して『まだお昼ごはん食べてないよ』と言いました。遊べますかと聞かれたので、ちょっとまってねといって、ちびを呼んだ。ちびに旦那が『お昼ごはん食べてから、1時過ぎたら来てっていうの』と伝えるとちびは、うん、わかった、といい、早速◆くん弟にバルコニーから「おひるごはんたべてから、1じすぎにきて」とそのまんま言いました。すると、相手はσ(^_^;)1時過ぎたらお前が来いや、になります。4年生なのになかなか負けてないです。ちびは、どう対応したらいいかわからないため、繰り返します。「おひるごはんたべてから、1じすぎにきて」いやあ、うちでは遊べないため、お越しいただいてももれなく◆くん宅へいくことになるのですが。だから◆くん弟もわかってるため、お前が来いよ、となります。しばらくバルコニー越しに 「きて」『来いや』 と繰り返しになるのですが結局は、ちびが押し切りました〜σ(^_^;)いいのか〜?それで??

7/5(土)休みでも休めない〜

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雨のち曇り。今朝明け方にものすごい雨とカミナリで目が覚めた。久しぶりにまとまって雨が降ったような気がするけど警報が出てた。川の水がかなり増えてた。今日はかーさんは休み。兄ちゃんは朝練なので送り迎えをした。午後は兄ちゃんもとーくんも眼科に行ってきた。以前コンタクトを使っていた兄ちゃんだけど、最近はずっとメガネで、しばらくコンタクトをしてなかったからもう一度処方してもらった。やっぱり視力が落ちていて、あまりよく見えないらしい…。とーくんはとーくんで、やっぱり視力が不安定で、中学生になったら...

「ありがとう」に、ありがとう

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ひいパパは今、水産加工会社で働いています。朝早い上に慣れない仕事なもんで、疲れて帰ってくることが多いです。血圧の薬を栄養ドリンクで流し込み...