中学への不安

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Nice!

近くの中学の支援学級のいいうわさはきかないので今のところちびは、遠くの支援学校へ行かせる心づもりでいます。支援担任・交流担任にもこのお話はしてあります。ところが。お友達がたくさんいるちびが、突然せきをきったように話し出しました。『ぼくね、みんなとおなじがっこうにいきたいの』『でもね、べんきょうわからないからね、どうしたらいいかわからなくて』ちびには精神遅滞という知的の遅れがあります。個別に支援学級で少ない量の宿題を作ってもらってこなしています。おなじ5年生の周囲とは確実に勉強の量や内容の格差があります。今の支援学級がちびは気に入ってて、中学にもあるのかと聞いてきます。そうじゃなくて学校全部が支援学級になってて勉強がわからなかったり手足の不自由な人やいろんな人が一緒になって勉強するところだよと説明しても、わかるわけはなく。お友達はすぐできるよといっても、『できないよ』とちび。中学は遊ぶところじゃないんだよと現実を説明しながら、そりゃ学校へ行っても知らない人ばかりじゃ不安ですよね。連絡帳にその旨つづったところ「何かきっかけはありましたか?」と交流担任。きっかけも何もなく、突然だったのです・・・。想像するにお友達との話からだろうとは思ったのですが。何度もブログには出てきていますがこの地域には近くに特別支援学校がなく遠くにバス通学している状況で今年になって数年後に隣町に特別支援学校が建つことが決まりました。数年後なので、ちびの進学には間に合いません。また、一旦普通校へ進学してしまうと、高校進学のときに特別支援(高等)学校へ入るのが難しくなるそうで、親としては、それが気がかりなのです。近くの特別支援学級のある普通校を選んで楽しくも苦労させるのか最初から遠くの誰も知らないところでがんばるか。見学とか、体験入学とか、具体的な話はまだ出ていません・・・