Y市のある地域訓練会小学部のお母さんたちの勉強会で講演。20名ほどのお母さんたちに発達障害についてのお話。その後、意見交換や質問の時間を持ちました。自閉症のお子さんをお持ちの方がメインの会で、勉強会やお子さんたちの交流の場を持ちながら、地域で支え合って活動をされています。療育や教育、子育てに熱心に取り組まれているお母さんたちの意識の高さがよく伝わってきて、それに応えられるように私も一生懸命お話をさせていただきました。今日は話をしながら、何か不思議とリラックスした気分でした。・・・帰りながら「あぁ、あれはホームだったんだなぁ」と納得。誰かと意見を闘わせたり、緊張を伴う教育指導の場でもなく、すなわち「アウェーではなかった」ということなんだと。自閉症の家族を持つ者という同じ立場で話ができたということがきっと「ホーム」な感覚を与えてくれたのでしょう。寒い雨の降る一日でしたが、充実した交流の場を持つことができ、温かな気持ちをお土産にいただいた気分です。