先週まではクリスマスムード一色でしたね。皆様は素敵なクリスマスをお過ごしでしたか?
高機能自閉症の特徴に、感覚の過敏性があります。私はポリエステル系の素材の服が嫌いです。あの「チクチク」が駄目です。「何故そんなものを気にするの?」という、本当に些細な事や、誰も気にしないような何気ないものも、過剰に感じ取ってしまいます。実はこれも、脳の機能障害が原因と言われています。パチンコ屋やゲーセンのような騒々しい所に行って、感度の調節が出来ない旧式のラジカセで、誰かとの会話を録音してみてください。その場では相手と会話を交す事が出来た筈です。
右脳に障害がある人は、普通の人より「表情」を理解する為の経験が足りていません。情報が足りないので、笑っている顔がどんな顔かを、上手く理解できていません。だから自分の感情をどう表現していいのかが解りません。自分が笑いたい時に、どんな顔をしていいのかが解りません。だから私は、笑う時は「口の端を上げる」と笑顔になるからと、頬の筋肉を動かして「笑った顔を作る」のです。子供同士で相手がそんな事をしたら、大抵の場合は「気持ち悪い!」と拒絶されます。少なくとも私はよくそれで虐められました。
相手の表情が読めない。これは自閉症の代表的なものですから、結構多いんじゃないでしょうか?相手の表情が読めない説明に、よく右脳の障害が使われます。右脳は物事を全体的にとらえ、感覚として感じ取る脳です。だから、普通の人は相手の顔を見た瞬間に、ぱっと全体を見て表情を判断します。これが右脳の機能です。でも右脳に障害があるため、左脳がサポートに入ります。左脳は物事を部分的に観察し、考える脳です。私自身が小さい頃からそうでしたが、顔を各パーツに分けて見ています。
私は幼少時、「話を聞く時は相手の顔を見る」が理解出来ていませんでした。当然ですが相手を見ないと、相手がその時どんな表情をしているのか、解りません。どんな様子で話しているのか、全く解りません。見てないんですから(笑「人が話してるのに、何処見てる!」ちゃんと話、聞いているじゃん。何で怒るの???等と、平気でそっぽ向いて話を聞きながら、心の中で怒っていました。普通は無意識に相手の顔を見て会話するらしいですね。小さい頃から無意識に学習し、「顔を見る」事が無意識に出来ている。
自閉症の多くは無表情、あるいは喜怒哀楽が少ない方が殆どです。そして自閉症は、相手の表情を読みとる事が苦手です。高機能自閉症は、脳の中でも右脳の障害が大きいのでは、と聞いています。右目が悪くなると左目がそれを補おうと頑張るように、右脳に障害があれば、左脳や他の部位が右脳の機能を補おうと過剰に働く事があります。しかし左脳と右脳では、受け持つ機能が違います。男に子供は産めねえぞ位、違うんじゃないでしょうか?(笑左脳は、コンピュータみたいなものです。生まれた時は空っぽなんだそうです。左脳は言語、計算、論理、分析を得意とします。
子どもと家族を支える特別支援教育へのナビゲーション
昨日は、待ちに待った子供会。今年のナオタロウの役は『船の船頭さん』