自閉症の多くは無表情、あるいは喜怒哀楽が少ない方が殆どです。そして自閉症は、相手の表情を読みとる事が苦手です。高機能自閉症は、脳の中でも右脳の障害が大きいのでは、と聞いています。右目が悪くなると左目がそれを補おうと頑張るように、右脳に障害があれば、左脳や他の部位が右脳の機能を補おうと過剰に働く事があります。しかし左脳と右脳では、受け持つ機能が違います。男に子供は産めねえぞ位、違うんじゃないでしょうか?(笑左脳は、コンピュータみたいなものです。生まれた時は空っぽなんだそうです。左脳は言語、計算、論理、分析を得意とします。物事を部分的に観察し、考える脳です。対して右脳には、感情の働きや人の表情を読む能力があります。物事を全体的にとらえ、感覚として感じ取る脳です。その為右脳に障害のある方の特徴として、感情のやり取りが下手、相手の表情を読む事が難しい等があります。それを補う為に、左脳は多くの記憶から現状を分析し、右脳ならこう判断するだろう、と言う「結論」を出します。あるいは経験から「この場合はどうするべきか」を引き出します。右脳の障害をサポートするには、とにかく記憶(情報や経験)を増やす事です。曖昧な言葉ではなく、事務的なほど明確な文章で。左脳は揶揄や抽象的な単語は苦手です。はっきりとした文章なら、左脳で十分サポートしていけます。...