話を戻しますが、私が「急な予定変更が苦手」という特徴を持つことを知っているはずのAさんが私を突然誘った事に対し、初めは疑問を感じたのですが・・
でもきっと、その「苦手」がどれほどのものなのか、そこまでは知り得なかったのでしょう。
実際には私はパニックに陥りましたが、そこまで苦手だとは思ってなかったのかもしれない。
当事者以外の人が障害についてどんなに熱心に学んだとしても、それは「想像」の域を超えることはできませんよね。
「自閉症の人はこういう事が苦手なんだ」と想像することは出来ても、その苦手を実体験できるのは当事者だけですから。
ですが、想像すらしてもらえないのと、想像だけでもしてもらえるのでは、後者の方が遥かに気持ち的に救われると思います。
また逆に、私が多数派(定型発達者)のことを理解しようと努めても、それも「想像」の域は超えられないわけで・・
多数派の感覚に合わせながら上手に生活するにはどうしたらよいか・・ということを本を読んだり心理士の先生と相談して学んではいますが、学んだからといって多数派の心理を実体験できるわけでない。
でもやはり学ばないよりは学ぶ方がマシだと思うから、日々勉強しているのです。