( ○MAPの誰かに似ている気がするのは気のせい? )
https://www.iromec-project.co.uk/
https://kaspar.feis.herts.ac.uk/
ニュース・アドレス
https://news.livedoor.com/article/detail/3230611/
自閉症の子どもは感情をあまり外に出さない事からロボットのようだと言われることが多い。強迫観念に伴う繰り返し行動を行い、他人との意思疎通や社会生活に問題を抱える事になる。
いま、自閉症児に社会的スキルを教えることを目的とした人間型ロボットのテストがイギリスの大学で始まっている。〜以下は長文のため、ニュースのアドレスからご覧ください〜
ある養護学校の学校説明会に参加したときに・・思わず校長先生がもらしてしまった言葉は『自閉症をどうするか・・』それは 自閉症の子どもをどのように教育していったらよいのか・・という苦悩の凝縮された言葉だったように感じました。
うめくようにもらしてしまったその一言は 養護学校でも普通学校でも いかに自閉傾向の子ども達がたくさんいるか・・・という事を表しているように思いました。
私は 専門家ではない分、自由に物を話し、自由に物を考え、自由に行動しています。特定の会には所属していません。
自閉症の定義を持ち出して これが正しい、これが正解だという論議はしません=専門家じゃないし・・・療育や教育、キレーションなどのことについても、自由に話をしています。このブログを 自分の日記、おしゃべりに使っています。難しい話ができるほど立派に生きていないし・・♪
障害のある子どもの母親にとって 苦しいときや辛いとき 外に向かって話すことはとても大切で、それがなかったら とっくに首をつっているか 鬱病で入院しているかもしれません。
発達障害の子どもを育てるという事は とても大変なことだと私は感じています。
自分でSOSも言えない 自分で思っていることを話せない 表現できない 薄いガラス細工でできたりんごののように心がぱりぱりと壊れていってしまう・・・自分のこどもを守れるのは私だけしかいないと思って育ててきました。
日本の福祉で行われる療育にも 特殊教育にも 政治の在り方にも たくさんの疑問を感じ、私が生活している範囲内でですが、たくさんの人と関わりながら いろいろなものをつくりつづけてきました。
それは きっとこれからも続くと思います。
障害のある子ども達を「先生の生活のリズムで指導をするのではなく」 『子どもの成長のリズム、学習のリズム、理解しているか観察しながら指導計画を創っていく』ことを 障害のある子ども達を教育するのが生き甲斐です☆といって現場で指導している 心ある先生とともに創って行けたら幸運だな〜と思っています。
この幸運の確率は 現在、宝くじの当選と同じくらい難しいというのが特殊教育の現場の現実でもあります。
普通学級を指導できないから 問題があるからと特別支援教育担当に島流しされる現在の特殊教育(古い言い方〜笑)の在り方から、優秀だからと選ばれる教育の現場にしたいと そして優秀な先生に「実」のある評価をしていただきたいと思っています♪
さて、まこちゃんは1日 のんびり〜と過ごしました。
朝「お腹が痛いです」と 体に異常が無いのに私に話をしてきたのは 心身のストレスがいっぱい一杯になったというサインで、いままでは 私が 表情や下痢などから「だいじょうぶ? おなかいたい?」と聞いていたところから、自分で表現をするようになった とても大切な行動です。
自分で がんばって心の言葉を ことばにだしたことを 私に否定されたら・・・普通の子どもだって長期の不登校になってしまうでしょう。
まこちゃんの障害は 目に見えないストレスが重なって 心の中の器が満杯になったとき ある日急に壊れてしまう・・・目に見えないところで 急激な崩壊がはじまります。
学校の先生には4月の打ち合わせで 何度も説明をしましたが、記憶に残っていないでしょう=きっと。
昨日の 数学の授業は わけがわからない状況になっていたようで、「わかりません」になっていました。詳しく指導したからいいというものではなく、子どもの能力にあわせたレベルで 指導を行って はじめて「わかった!」になります。
自分本位の指導は指導とはいえないんですよ・・・。
熱心に教えようとがんばる先生が納得するのには時間はかからないと思いますが、自分本位の先生はなかなか納得しなくて難儀します。
子どもの考え方のくせや能力のレベルを考慮に入れて指導が必要と言う(あたりまえなんですが)私とは 衝突することは ごく普通にあります。
前半は余計なかんじの かえって迷いが強くなる内容だったので、それは「これはやりません」。後半の考え方を繰り返し教えれば良いことだったので「これはママと練習したのと同じだから ここらから繰り返し練習すれば大丈夫」と言って 学習の「復習」をしたら、「ごちゃごちゃに絡みきっていた糸が整理できた」ようでした。
私がまこちゃんに教える時は ホワイトボードも使うし、必要に応じて図を描いて教えたり、必ず「言葉を使って」教えます。
『ことばを使わずに無言で 数字を囲って 威圧的に指導すること』は絶対にしません!
発達障害の心理を知っている人なら 心理的な圧力を与える指導は行わないと思っています。
例えば 7ー8+4ー5 という式だったら「プラスとマイナスに分けて考えて〜」だけで まこちゃんはすぐに式を解くことができます。基本的な解き方がわかっていれば 簡単な「注意」をあたえるだけでOKです。
「注意して書く」ことが苦手なので なんでこんなところが間違う〜〜という事はよくあります。前の区の中学の特殊学級では 成功体験を創るために テスト中でも「ここんとこよく見て考えて〜」というアドバイスをちょくちょく入れながら テストを受けさせている場面もありました。
発達障害のある子ども達の場合、テストにも「なぜ行うのか」をはっきりとわかって行うことが必要で、子どもが習熟していない時は点がとれませんから「どうして習熟していないのに、子どもの様子を見ないで 学習を先に進ませたのかな?」という疑問を親が持ちますよね・・・。
私が苦手な数学は まこちゃんが迷いだしたときに 教えるこつを聞きに 数学専科の先生に飛びついて(笑)アドバイスを頂いています。「わからない子にわかるように教えよう」と現場で指導している専門の先生のアドバイスは的確です。自分1人で迷走するよりも やっぱり専門の先生のパワーはすごいのだと・・・なんで学生の時にまじめに勉強しなかったかな〜わたし・・・と反省する毎日です(苦笑)
明日は 学校の授業参観日です。 まこちゃんは「心理的なストレスの加重が大きくなったのでお休み」をします。私だけ保護者会に参加してきます。
ストレスがたまって心の器のキャパをこえると 母親の私にも予想がつかないときに急に崩壊がはじまって学習したことも行動も記憶も・・・軽くても半年分は記憶が飛んで消えてしまいます。その心の修復には何年も要してとても大変です。
先生の気配の傾向が 昨年と全く同じで 同じ苦悩の繰り返しになるような気がして心配です。どうなっちゃうんだろう・・・。
まこちゃんがとっても楽しみにしている同い年の8年生と一緒に学ぶ
「ぼくは8年生です!『夏休み☆8年生のサマースクール☆』に行きます♪」に向けて心の準備をしています。
そして、サマースクールをこえて、2学期には 一回り大きくなった まこちゃんの成長がみられるんじゃないかな〜と思っています。
大学の研究者の科学の進歩はニュースとしてキラッ☆と光りますが、生の生活の現場って=地味=☆ 実感している夏です。
そうそう。。。まこちゃんが通っていた前の区の学校は 特別支援教育担当の先生が全員かわったことと、体制が全て変わったので 以前の面影も残っていないそうです。校長先生も担任の先生も変われば全部かわります〜当たり前ですよね☆