ガールフレンド

12
Nice!

ベンの学校では、ボランティアの女子高校生が1対1で会話の練習をしてくれる授業がある。担任の先生によると、年頃の女の子達に会えるこの週に一度のクラスをベンは心待ちにしているそうなのだが、実際に会話のスキルも着実に身に付いているようで有り難い。先日、このクラスでの会話の中でガール・フレンドの話になったそうなのだ。「ベンにガール・フレンドはいるの?」ベン「Yeah......」「ベンのガール・フレンドは誰?」ベン 「ジニア」(同じクラスの女の子)「彼女とデートするの」ベン 「Yeah, I go to the movie theater」「へえー」ベン「Oh, I take her to a bar before the movie, and have some drink」(おっと、映画の前にバーに連れて行って、ちょっと飲むんだ)「....................」映画やドラマで得た知識なのだろうか?バーに連れてゆくとはなかなかのものだ。ベンに直接訊いてみると、確かにジニアのことはお気に入りで彼女は映画が好きなそうなのだ。「ガール・フレンド」はどんな使われ方であれ、何とも魅力的な響きを持った言葉だ。ベンの年齢である16歳は「ガール・フレンド」という言葉にどきどきしてしまう年だったなというのを思い出す。「おじさん」と呼ばれる年の人たちに「ガール・フレンド、いるの?」とひやかされたりすると、うれし恥ずかしい動揺をしてしまう年頃でもあった。「そうか、ベン。凄いなあ、21歳になったらバーにも行けるし、それまでにナイスな会話が出来るように練習しておかないとな」「Yeah, I go to a bar when I am 21 years old.....」とベン。ガール・フレンドとバーに行ってからお気に入りの映画を観る夢。ベンがデートをして帰ってきたなら、それは僕らにとっても本当に夢のように嬉しい事なのだろう。