こだわり崩しをしたものは、今のところ復活なしです。
少し生活がしやすくなりました。
一日の中にどれだけ儀式的なこだわりがあるか
書き出してみたところ
A4の紙の裏表ギッシリあり、これでは本人も家族も
苦しいはずだと思ったのです。
毎日みかんを食べないとというこだわりも
ついに先日終了しました。
一年間飽きるほど食べて、つまり365個ほど食べ、
買い置きを切らすと怒っていたけれど、
このこだわり崩しの流れに乗せてみました。
あと三個、二個、そして最後の一個の日。
今日でみかんはバイバイ。明日はバナナを食べます。
と、予告して翌日バナナを用意しておきました。
夕食の後、自分でバナナを一本房から取って調理台の上に乗せていました。
偉いね!と言いたいところを抑えて
「今日はバナナだね~。」
とさらっと用意するとすっと受け取りました。
去年の強迫的なこだわりの様子とは明らかに違う。
まだトイレの水流しなどは何度も繰り返すけれど、全体的に減った。
減ったのだ。
ぬか喜びや復活が怖くて、まだまだ油断はできないですが、
今日現在は昨年より生きやすくなっている!
本人も周りも心地よくなくて、流れで続けているこだわりがもしあったら、
崩せそうなところから試してみる。最盛期はだめ。飽きてきた頃。
そんなこともできるのだということを忘れないでください。
本人のゆずれないところはまた半年とか時間を置いて、
再チャレンジする価値もあります。
昨年は外出を拒んで家から出ようとしなかったけれど、
児童デイの外出企画にのせてしまったら行くのでは、
とレストランでの外食企画に連れていってもらい始めました。
新しいことはすんなりと受け入れる長所をもつツヨ。
デイの車で、サイゼリアで食事をして、お寺に初もうでに行き、
お参りして、境内を散歩して、お守りを買って、ドーナツを食べて帰る
という企画です。
お守りだけは頑として買わなかったそう。
最近特に食べ物にしか、興味がなくなっていっています。
ご利益がないじゃん・・・と思いつつ、しかたない。
しかもハンバーグとライスでお昼のリクエストをしたのに、
本人が希望して、ハンバーグとミラノドリアを頼んだそう。
自分からいつも通りじゃないものを頼むとは、
食欲がこだわりに勝った!
いつも通りじゃない、でも許せる、違うことも楽しめる
そうやって世界を広げて楽しんでほしい。
この世には楽しい、おいしいことがたーくさんあるのだから。
いつも応援ありがとう