( 俺様は Green Work21の研究会に出席しました )「最適な教育環境」は 障害のある子どもには絶対条件です。特に、一番身近な大人の存在が 「会社人」として尊敬できるような人材でなければ 良い就職などできようはずもありません。(私の場合=商業高校でしたが、尊敬できる存在だったか?というと・・・謎ですね・・(苦笑)けれども、少なくとも、先生は全員 背広であり、女性の先生も そのまま会社人として通用する服装でした。そうでなければ 職業教育なんて できようはずもありませんから〜また、学校のOBの企業はいつでも学校を監視するごとくに見ていましたから・・・。普通の高校生なら だめじゃん・・・と思う先生がいたとしたら、無視することも 拒絶することも シャットアウトすることも可能ですが・・・障害のある子は 情報の選択は不可能です)障害のある子ども達は 全てを吸収してしまいます。彼らが 会社人として不適応な行動を記憶したら、もう取り消しはできません。一生の汚点として ついてまわるのです・・・。まこちゃんにとって一番大切な時間を どのように選択するのか・・・。ということを 就労コーディネーターの先生から伺って・・・本当に切実に・・・そう思いました。そう思うと、彼にとって適応できない環境が続くことが 果たして良いのだろうか・・・と 思い悩む時間が長くなっています。カレンダーを見つめながら・・・「6月になりました。学校はいやです。小学校1年生のあいうえおは嫌です。1+9=10は1年生の算数です。ぼくは やりたくありません。僕は小学生じゃありません。」そう言うたびに 大粒の涙をこぼします。その上の4グループにしても、年間計画では 小学生の領域を全くでません。校長先生は「方程式を解いている生徒もいます・・」というお話でした・・・=でしたら、まこちゃんも方程式からのスタートでお願いします・・・と言いたいです。もしくは 中1の数学からの正負の数からの「復習」からの学習でも良いので・・・。まこちゃんの学校には そのレベルの生徒も多いと思うのに、どうして「小学校の算数」で 締め切るのか?校長先生の話は 先生達には全く伝わっていないようでした・・・どう話をしても 先が見えません。研究会で まこちゃんを数年にわたって見ていた A校長先生に「入学して1ヶ月で不登校になりました・・あいうえおや 10の補数の算数は嫌だ! ぼくは小学校1年生じゃない!という強い拒否反応で・・」とお話しすると・・・「こんなにできている彼に あいうえお・・・ですか・・・」と絶句されて声がでないほど驚かれていました。他の学校の校長先生ですが、言葉もないほどの驚かれようでした。「コミュニケーション力と作文力があったら、ビジネス校を受けられたのですが、彼はそこが難しいから 受けることはできなかったんです・・・」と応えた私に 「こんなに才能があるのに本当に残念です」と・・・ありがとうございます・・・。まこちゃんの拒否反応は 学校に行けなくなった時のままで 学校の思い通り、親の思い通りに事が運ぶ気配はありません。学校には6月も行けそうにありません。今週は学校と打ち合わせがありますが、1学期は・・・お休みのままで過ごすことを話してこようと思います。その間に 都教委に教えて頂いた相談機関に 相談に行こうと思っています。PTAの委員の事も 担任の先生にお話しして 他の方に変わっていただこうと思っています。2学期 気持ちを切り替えることができて、今の学校に復帰できたらよいと思っています・・ または、他の学校に転校できたら良いのですが・・・環境にとても弱いので、転校先の学校も見つけられるかどうか・・・とても難しいと感じていますが 見学には行かなくては・・と思っています。 英・英語の教材で 「彼女が僕に話した」 「僕が彼女に話した」という物語の中の文を・・・ややこしくなるので、とっさに簡単な絵を描いて 両面テープで割り箸に貼りました。こんな簡単な支援で するっとストーリーが頭の中に入ります=現在の教育環境では、「場に応じて メモなどで生徒を支援することは 検討課題ですね」という副校長先生のお話でしたので、現在の学校の中では このような視覚支援も 不可能のようです・・・。自閉症傾向のある子どもには とても厳しい環境です。 ため息ばかりがでます・・・。今月は 週末を利用して まこちゃんと一緒に ワークショップに参加しようと思っています。「世界の中の 貧困、教育の貧困、様々なサポートについて」語り合うタイプのワークショップです。インクルージョン教育の理念そのものですね。故末次一郎先生は 長くこの問題にも関わって活動していらっしゃいました。このような問題は モンテッソーリを開かれたモンテッソーリ女史の教育理念でもありました。=今は 意味合いが違っている感じもしますが・・・はじめは 貧困で恵まれない子ども達のために考えだされた教育の方法でした。私がその事を知ったのは まこちゃんが幼稚園の頃のことでした モンテッソーリ教育を導入した幼稚園でした。強く抱きしめる抱っこ法を導入している幼稚園で はじめは抱っこされることをいやがっていた まこちゃんでしたが、この幼稚園のおかげで 母子分離もできました。大泣きで泣き叫ぶまこちゃんを 無理矢理に幼稚園に置くことで 胸がはりさけそうでしたが・・・私がいなくなって5分もしないうちに泣き止んで けろっと遊びはじめる様子をみていると幼稚園の先生もお友達も 大好きなんだな〜と 心から思いました。もちろん、まこちゃんに私の姿が見えないように 園内の部屋で待機して こっそりと見守っていました。分離までは段階的にいろいろな支援の方法や補助の外し方を試みながら、4月から夏休み前まで段階的に分離しています)教育環境が悪くなることで また主に先生によるトラブルで 彼の心は何度も破壊されました。今回は 時間を焦らずに・・・と思っています。 中学の担任の時のように 問題を起こした自分の事を棚に上げて、ストーカー的に近づき(そのたびに恐怖で顔面蒼白になって恐怖で動けなくなっていた まこちゃんでした) 自分が何もかも一番わかっていると 執拗にこだわって関わろうとする先生が 今の学校にいない事を願っています=そんな先生がそうそういるとは思えませんが・・・もしもいたら怖いですし、絶対にあっては困るとことなので〜書いておきました(汗)明日からもフル回転で忙しい1週間です。そうだ・・・そんな中でも まこちゃんが大好きなK先生の小学校の訪問をしてこようかな・・・「私が元気になりたいし!」です。