去る1月24日(日)、住宅火災で11歳の男児がなくなるという痛ましい事故が発生しました。自宅2階から出火し、逃げ遅れた5年生の男児が亡くなったという報道であった。火元等の詳細は不明ですが、亡くなった男児は小学5年生の特別支援学校に通う自閉症児です。自閉症児者がこういった事故で亡くなると我々自閉症協会としては、何とか支援でなかっただろうか、手を差し伸べることができなかったかと我々自身の力不足を反省させられますが、ご家族の心中を思いやると簡単に言葉だけで解決できる問題ではないことに気づかされるところです。「支援とは何か」「安心して暮らせる社会とは何か」じっくりと考えていきたいと思います。プライバシーの問題もあろうかと思いますので、固有名詞の記載は差し控えさせていただきますが、亡くなられた男児が安らかな眠りに就かれることを心よりお祈りいたします。