( プールも楽しく 絶好調です♪ )普通学級で学ぶようになって、何が一番変化したのかな?というと、「自分でやらなくちゃ!」ということに芽生えてきたこと。朝、時計を自分で見て 7時40分になると 「行ってきま〜す♪」と 鞄をもってでかけます。「はい、いってらっしゃ〜い♪」 と言って見送るのが・・なんだか夢をみているような毎日です。修学旅行の説明会があって、班の中で「酪農」と「鉱工業」を調べた まこちゃんの原稿は 班の調べプリントの冊子に印刷されて入っていました。まこちゃんは それがとても嬉しくて、私たちに見せてくれた後は 宝物のように大事に鞄にしまっていました。みんなと一緒のことに入れたこと・・・すごく嬉しかったんだね♪今週は学校公開週間なので、授業のようすをみられるのですが・・・まこちゃんが「何できたの〜?」=「何か変更があったの??」という目で視線があってしまうので、必要最低限の見学にしています。まこちゃんにとっては 普通学級の先生の「指導する姿」がとても新鮮に思えるようで、うっとり〜まったり〜と先生を見つめていてあきないようです・・・でも学習ですから、いつまでも ぼ〜っとしているわけにはいきません(苦笑)この週間の間に、習慣がなかったことも身につけるように 必要な「短い指示」をいれています。特殊学級と違うのこと・・・もっとたくさんあると思いますが・・○普通学級は 休み時間のうちに次の時間の教科書・資料の支度をして 専科の教室に移動する。ベルが鳴ったら授業開始。 教科書・資料・ワーク・ノート(専用のノート)・ノート・筆記用具 が机の上に展開。 授業が終わったら、スクールライフというノートに記録しておく。翌日の時間割(変更・連絡等)も記入。□特殊学級は ベルが鳴ってから教科書を出したりしてもOK。特殊学級で1日をすごすので移動も準備行動も無し。 教科書よりも 先生が用意したプリントが中心。(生徒にあわせて教材が用意される) 先生がプリント作成したファイルに 行動を書く。みんなが身についている普通のことも まこちゃんには新しいことです。休み時間の使い方も フルで遊べた特殊学級とは使い方が全然違います。 そんな1つ1つのことも独り立ちする時には身につけておかなくてはならない所作だと感じました。まこちゃんには 少しの助言をして 私は場を離れます。その後は、一生懸命に先生が黒板に書いたことを写して話を聞いているようです。学級の男子生徒のみんなが 助言してくれたり、支援してくれます。私の存在が不必要なくらいだな〜と感じるほど、必要に応じて多くなく少なくなく・・・ちょうどに支援してくれるので、すごい・・・と私が感動してしまうくらいです。早退をします=というときは、私が生徒手帳に届け出のために記入します(所定の届け出)。まこちゃんは、自分で「先生にみせる」ことをポストイットに書いて(ちょっと支援して)、先生に自分で話に行きます。1つ1つのことを自分でするんだよ・・・全てがはじめての体験の連続に、まこちゃんは一生懸命に挑戦をしています。普通の人がみると 当たり前のことなんですが、全てはじめて・・の まこちゃんは1つを達成するたびに 大きな自信になってつぎに挑戦しよう、やってみよう・・という気持ちが芽生えてきています。「自分で!」「僕がひとりで・・・」という言葉が日常の生活のなかでも多くなってきています〜〜思わずうれしくて・・目を細めてしまいます。特別支援教育の考え方の中で〜学校の体制として考えたときには 「先生がT&Tでついて、全体支援の中の個の支援」があると理想的ですが、教育予算がトップクラスというS区でも 予算は厳しく、なかなか手が無いのが現状です。もちろん、補正の予算がつくと嬉しいのですが・・・。学校内では他のことにも手が足りないことも多くて・・・む、むずかしい・・・。先日、療育手帳の判定に行ってきました。12歳のときに更新していましたが、いろんなこともできるようになって、当時の判定よりも軽くなっていると感じていたためです。結果は4で一番軽度になりました。「英検4級もとっているし、数学もXを使った式がすらすらと解けるし・・・手帳を返しますか?」と聞かれたのですが、一人で全て「判断して行動ができるか?」というと心配なので、手帳は頂いておくことにしました。進学を考えた時に「手帳があることで 差別を受ける」という「人権問題?」があると聞いたことがあります。本当かどうかわかりませんが・・・。手帳を持っていてどうか・・・ということはよくわかりませんが・・・「隠れて試験を受けても、行動を見ていて その時点ではじかれて 万が一、合格点をとれたとしても 確実にはじかれる」という話を聞きました・・本当なのかな・・? 9年生になると いろんなことが心配になります・・・いろんな不安があるけれど、日々を大切にすごさなくては・・・です。