平成20年度に向けての診療報酬改定で、児童精神科の診療にも影響･･･？来年度から、1回分の小児カウンセリング料が引き下げになり、クリニックで診療室を運営している医師の立場としては、やや厳しい改定です。こどもの心のケアの診療の充実のために！と厚生労働省は改定案をいろいろ出してきたようですが、実際診療を担当している立場からすると、保険点数上はどうやってやりくりしてもこれ以上はアップできず、経営上は苦しくなってしまうという現状。もちろん改悪ばかりではないので、見方によっては、改善された点もないわけではないのですが、発達障害を診るドクターが不足していると言っている割りには、この改定は正直ちょと報われない感じもするなあ・・・。すみません、クリニックを利用していただいている方で、これを読んで気を悪くされた方がいたらごめんなさい。診療の質やサービスは、これまで通り（これまで以上に）維持していきますので、ご心配なく。ちょっと、愚痴になってしまいました。