教室の悪魔

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Nice!

山脇 由貴子 教室の悪魔 〜見えない「いじめ」を解決するために くれよんメンバーからこの本を紹介していただきました。ありがとうございます。早速手に入れた私は、冒頭から中盤の現実にあるいじめの描写に涙しながら程なく30分足らずで全部読むことが出来た。字が大きいので私でも難なく読めた。読めばわかるのだが、前半はいじめの具体例、後半は具体的な対処法が載っている。とてもわかりやすい本だ。いじめを撲滅していく方法が書いてある。だが、相手の親御さんと学校にて何度も話し合うのがポイントのようだ。今までさすがにここまではしてこなかった。いじめられてるのは体育の時間ボールを当てられたり罵声を浴びせられること。音楽の時間のとき、声が高いのをからかわれること。選択授業のとき、周りのメンバーが全員いじめっ子とのこと。たぶん、アスペ特有の言葉の言い回しやコミュニケーションの障害と不器用さがそれに拍車をかけている、と思われる。ここまでしかわかっていない。今のところ自覚症状は頭痛くらいなものか。不眠ということもなさそうだ。そこは精神科の主治医がうまくフォローしてくれている。だが、おにいは誰にもADHDやアスペルガーであることを知られたくないという。なら、いじめられた事実だけを学校や相手の親御さんに伝えてはどうか。何よりもおにいに確認を取らなければいけない。そして本当は学校を休ませなくてはいけない。だが実際に休んだ二学期の成績は惨憺たるものだった。いくらテストが良くても授業に出てないと評価は下がる。この一週間は職場体験にいけずに休んでいたがあさってからは学校が始まる。それまでに、夫婦間と本人と学校との意思確認・統一をしなくてはいけない。本を読むよう旦那には言っておいたのに土日くらいは休ませてくれ、と取り合ってくれない。だが話し合いには父親の存在が不可欠だ。私は内心あせっている。月曜からどうしよう。子供を守るのは親の役目。学校はいじめが発覚したら休むこと。成績にひびくのも心配だが、おにいのほうがもっと心配だ。旦那様、お願いだから一緒に動いて・・・・・・・