旦那と私はサッカー好き。Jリーグも大好きで見るし、totoも時々、買ってるし(当たらないけど・・・汗)もちろん、今夜はW杯の予選でそれはそれは大事な一戦なのだ。我が家のカレンダーには、のび太の予定などとともに、サッカー日本代表の試合予定も書かれているのだ!で、今朝の会話。「ああ〜今夜、キックオフの時間には 到底帰れないなあぁ〜 ちゃんと、オレの分まで見ててよ!」「もちろん! 今日、歯医者もあるし、夕方遅くなると思って、 夕べのうちに、今夜のカレーも作ったんだよ!!」「おおお!さすが〜! ・・・ところで、のび太に了解は取ったの?」「あ・・・まだ・・・」「のび太・・・今夜さ〜 サッカーの大事な試合があるんだよね〜 7時から・・・。 のび太の大好きな『ネプ○ーグ』録画するからさ、 サッカー見せてください!!!」「えええ〜また〜!」「お願いしますっ!!!」「・・・・・・・・・・・」え?泣いてるの???「え?泣くほどのことじゃないでしょ〜?」「え?泣いてるの? んもう〜じゃあ、いいよ! お母さん、携帯のワンセグで見ればいいよ」「あ・・・いいよ!見ていいんだってば!」「んもう!のび太はこういうとき、 すぐに泣くんだもん!いいよ、もう!」「(涙を拭いて)違うよ!いいんだよ〜 サッカー見て、いいんだってば!」「(ムッとしたまま、沈黙・・・)」いつもだったら、のび太も、「あ!ボクもサッカー応援する!!」ってノッテくれるはずだった。でも、今日はのび太の大好きな「ネプ○ーグ」もあるし、今日、突然話したことだったし、予定変更は辛い!辛いのだ!だから、涙がポロッとこぼれても仕方がないのだ。だけど、だけど、私も旦那も、ちょっと泣いただけの のび太を責めた。私は、のび太の気持ちを誰より理解している、なんて自負していながら、この家族の中で、のび太をひとりぼっちにしてしまった。時々、こういう光景が最近、我が家ではある。私も旦那も、のび太の特性をわかっていながら、自分の気持ちを優先して、のび太を叱ってしまう。ましてや、今朝のことなんて、どう考えても、私と旦那のわがままでしかない。毎週楽しみにしている番組を諦めて欲しい、と当日、のび太にいうこと自体が間違ってるのに。それに、のび太は「見ていいよ」と言ってくれたのに、それに対して無視してしまった。サイテーだ・・・今日、のび太が帰ってきたら、まずはちゃんと、今朝のことを謝ろう。そして、もう絶対に、のび太をこの家の中でひとりぼっちの気持ちにさせない。だって、私自身が幼い時、味わってきた寂しさだから。地獄に落ちていきそうなほどの悲しい孤独感を私だって知っているのだから。