のび太は注意力がない。
よく、今まで、事故にもあわず登下校しているなあ、と思う。
まあ、片道10分弱。
歩道を歩いて、信号がT字路にひとつ。
「右折車には気をつけて〜」と、口をすっぱくしていってるが
それさえ気をつければ、なんてことのない通学路だし。
信号のない横断歩道を渡るときは
車が来ないのを、「右・左・右」で確かめて渡ろう!
・・・と幼稚園の時に教わってきたのび太。
こんなとき、「右・左・右」を向くけど、
車が来ないか確かめることなどなかったのび太。
今でもこの辺は成長していません。
ほかの通学路では、車道と歩道の区切りのない道路を
通う子もいるのだが、
のび太はあんな道路、ひとりではとても危険で歩けないだろう。
たとえば駐車場に車を止める。
降りて、すぐ目の前の店まで向かう。
周りなど見ない。
駐車場でも、ガンガンスピード出す車もいるが、
目に入らないのび太。
だって、頭の中では立方体の体積を求めてたり、
ケロロ軍曹のおもしろい台詞を真似してつぶやいたり、
「そんなのカンケーねぇ!」がオチになるネタを
考えたりしてるんだもん。
「降りたら車、いっぱい来るから気をつけてよ」
「うん、わかってるってば!」
・・・と言った後に、危うく車にぶつかりそうになったことも
一度や二度ではありません。
一度にふたつのことはできないのび太。
自分でも自覚しています。
以前にも記事にしましたが、
テレビがついてて宿題はできません。
ご飯を食べながら食事は集中できません。
走りながらボールをドリブルする、
歩きながら服を着る、
「○○を片付けてから△△を持ってくる」・・・
できません・・・。
春にやっと自転車も乗れるようになったのび太。
犬の散歩の時に、のび太が自転車の練習でついてきました。
「先に行ってるね〜」
行くのはいいけど、歩道のない道路で真ん中を走る。
「車が来たから左によって!!!」
・・・・・寄りません。
「止まって左によって!!!」
止まるけど、左に寄らず、道路の真ん中に立ち往生。
車がのび太に気がついて、徐行してくれても、
何故、車が通り過ぎないのか、わかっていないのび太。
私が走って行き、のび太を左に引っ張り、
車の人に「すみませんでした〜」といって、
「自転車や人は左側を走るんだよ、
交通安全教室で習ったでしょ?」というと、
「あ〜習ったかも・・・」
のび太の同級生の子が、ものすごい交通量の
国道4号線を通るのを見たとき、
背筋がザワ〜っとしました・・・・・
のび太は、無理!!!
こういうのって瞬時の判断力がものを言うんだろうなあ。
のび太にとっては、かなり高度なこと。
自転車に乗りながら「ケロロ軍曹」のことなんか考えてたら、
大変なことになりそう・・・
どうしたらいいのか・・・。
注意力散漫なのび太にため息です。
いつもクリック、ありがとうございます。
クリックが私の原動力・・・
何よりの励みになっています。
お暇な方は、「コメント欄」に一言だけでも残してくださると、
もっとうれしいです♪