療育手帳更新のための児童相談所での発達検査に行きました。
発達検査の所要時間は20分程度。田中ビネーⅤ。
発語がないので数値に表れないけれど、潜在能力は結果より高いでしょう
とのことでした。
内側にある言葉の量は豊かで、指示に従える。几帳面。
テスト中の立ち上がりもなし。
はい。しかし・・・
現在13歳で、発達年齢は2歳の中頃。
ほめられる部分もありますが、なぐさめなのかもしれません。
いや、でもまぁ長所は長所ということにしておきましょう。
目で見て理解する力が強いので、今後も視覚支援を行ってくださいと。
「よい指示を出せば、きちんと聞いてくれる」そうです。
短所というべきか、こだわりの強さから生活に支障をきたす部分があるため、
発達検査と別に強度行動障害の判定もしてくれます。
一定の数値に達すると、判定が一つ変わります。
ツヨはA2のところ、A1になります。
ツヨは手首の甲を噛むようになってしまったので、「自傷」というポイントも増えてしまいました。
「他害」という項目についていうと、ツヨはいつも通りをこよなく愛するので、
繰り返しこだわりを許容すれば他害のポイントは低くなります。
(でも家の外に出れば許容されないことが当然あるわけで、
そのさじ加減をどうするかツヨに関わるスタッフの方々で対応してもらうことになります。
最初が肝心で、二~三度続けなければこだわりにならないことがあるので、
新しい環境になったときに、許容しない場面を作るのが有効です。
ギャーッとなりますが、絶対にさせない強い態度でこちらが主導権をとると
結果的に受け入れることができます。
あくまでもツヨの場合です。)
強度行動障害になりやすいのは、重度・最重度の知的障害があったり、
自閉症の特徴が強い「コミュニケーションが苦手な人」です。
(厚生労働省:強度行動障害リーフレットより)
本人もどんなにか苦しいのです。
必要な場面でスケジュールに絵カードを使う等、きちんとした配慮が必需です。
さて、次回の判定は3年後の16歳。
それで児童相談所での判定は終了。
次々回は障害者センターで19歳に行います。
20歳を超えると発達の伸びが落ち着くので基本的に生涯判定は変わりません。
判定が必要、となった場合だけ、こちらから申請する方式になります。
はい。以上です。
いつも応援ありがとう