養護学校高等部卒業とうとう、義務教育9年間、養護学校高等部3年間の学校生活が終わりました。学校に通っている間は、学校にうまく適応することが最優先みたいになってしまいがちですが、私の場合、どちらかというと、家庭でうまくいくことを重視してきました。学校生活は、長い一生のうちの限られた時間、たとえそこで上手くいかなくても、家庭生活が上手くいけば良いと・・・息子の療育の指導をしてくださった先生が、いつも言われてた事で、ずいぶんと気持ちを楽にしてくれました。といっても、学校生活をおろそかにしていた訳ではないですけどね。この教えのおかげで、トラブルが有ってもトラブルを踏み台にして、前進できたのかなって思います。卒業式の日、卒業生のお母さんたちと、卒業後の進路の話をしていたときに、ふとAちゃんのお母さんが、「ねぇ、養護学校の高等部って、一応、高校よね?」「そうでしょう・・・たぶん」「義務教育じゃないし、入学の時に一応、入試もあったしね~」「まぁね、定員オーバーでも絶対不合格はないけど・・・(^^ゞ 」「あ、でも、高校の必須単位ってあるよね~?」「それ言われると、無理だわ!」「でも、やっぱり、高校なんでしょ?」「ほら、求人とかに高校卒業程度のって有るじゃない! あれに該当するの?」「えぇ~! どうなんやろ?」ああだ、こうだと談義したのですが、とどのつまり、「本人見りゃ分かるわね~!」「まぁね~!!」(笑) 果たして、養護学校高等部は高校として認められるのか???在学時代に絵を出展したりするのは、高校生部門でしたけど美術部顧問の先生が言われていたことを思い出しました。芸術の世界は、息子がハンディ無しで、同じ土俵で競える唯一の場所だよってスポーツなんかは、やっぱり別に大会が用意されていて、他の高校生と同じ土俵でということは無かったです。ランキングに参加しています