ASD者の脳は疲労しやすい
脳が疲れやすい...というのを自覚したのは確か中学生くらいの頃だった。
ラジオを聞きながら勉強するというのが流行りだした頃だったと思う。友人からラジオのおもしろさというのを伝え聞き、ながら勉強とやらがやってみたくなった私は、ある日部屋においてあったラジオのスイッチを入れてみた。
が、あっという間に私は挫折を味わう事になった。
ラジオから流れてくる音楽やトークが耳に入ってくると参考書の文字を追えなくなる、参考書の文字を頑張って追おうとするととラジオの音にめちゃくちゃイライラしてくる。並んでいる文字を目で追っても意味がストンと脳みそに入っていかないという現象は不快極まりない。
小一時間もしないうちにラジオのスイッチを切ったが、急激に理解のパフォーマンスが落ちている感じが続き、スイッチを切ったからといって即座に回復しないのが気になった。
変なところで負けず嫌いな気持ちがムクムクと湧き起こり、「ながら勉強くらいできるはずだ」と、その後何度かラジオを聞きながら勉強にトライするということをやってみたが、毎回無残に撤退するということを繰り返した挙げ句、
「私の脳みそはながら勉強に耐えられる仕様にはなっていない」
と悟った。
まあ、昔からながら勉強は効率が良くないという話はよく聞くし、別にラジオを聞く必要もないので問題はなかったが、脳の疲労、脳のパフォーマンスというものを意識するようになったのはこれがきっかけだ。
この件以降、いろいろ自分自身で実験してみたり、人から話を聞いたりしてどうも脳みそが疲れやすく、他の人が耐えられる刺激でパフォーマンスが落っこちる。環境の確保とともにチューニングが必要な脳みそだということがわかってきた。
元々身体が弱く、ちょっと寝不足をするとすぐ風邪を引いて寝込むといったこともあったし、目が疲れやすくて長時間本が読めないのに本を読むのが好きといったこともあったので、この上脳みそのパフォーマンスを下げてはお話にならないというわけで、以降、脳みそのパフォーマンスを落とさない方法、できれば上げる方法、下がった時にできるだけ早く回復する方法などを模索する方向に走ったわけだ。
ま、ここまでだとあまり役に立たない話である。
というわけで、現在私が脳みそのチューニングや脳みその疲労回復に使っている方法を公開してみることにする。
狸穴猫式脳みそのチューニング法
以下はあくまで私が私自身のためにやっていることなので合う合わないはあるだろうとは思うので念のため。
1)脳みそのパフォーマンスを上げる方法、下がるのを予防する方法
2)パフォーマンスの落っこちを早めに自覚するためのマーカーにしているもの。
3)パフォーマンスが落ちちゃった時の回復のための方法
とまあ、手を変え脳みそのパフォーマンスの維持をしているわけだったりする。
限られたリソースなら効率よく使う工夫をしておいたほうができることは増えるし学習も楽になるのでいろいろ便利ではないか…というお話でした。
ちゃんちゃん。
↓下記は高次脳機能障害の本ですが、似てるんですよね。
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