安定した暮らしをさせるためにする4つのこと

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Nice!

安定した暮らしをさせるために
どんなことに気をつけているのか
という質問をいただき、
数日考えていました。

1.ツヨの知りたい情報を過不足なくツールを使って示すこと

この先一週間、
ぼくは何をして過ごすのかな?!
と、とても気にしているのなら
確実にわかる方法で教える。

最近カレンダーの意味が少しわかるようになったので、
月曜 学校→寄宿でねる
火曜 学校→寄宿でねる
水曜 学校→寄宿でねる
木曜 学校→寄宿でねる
金曜 学校→ママと家に帰る
土曜 ママ→パパとおふろ
日曜 ママ→パパ→デニーズ

と、ゆっくり口頭で言います。
すぐ記憶します。

(今、寄宿に一か月体験入舎しています。)
当たり前ですが、スケジュール表示は安定の大前提です。
ただスケジュールが細かすぎると、家族の首を絞めることになります。
雨が降ると変更しなくてはならないこともあります。
出かける先は親だけ心づもりしておいて、
「お出かけ」とだけ伝えることもあります。
それは週末にツヨ自身の希望で選ぶ余地を残すためでもあります。
予定にしばられない。
そして過不足なく、です。

2.いつもの通り、を尊重する。これをやると安心だ!というものを邪魔しないであげる。

「多少儀式的でも、手順を踏まないとむしろストレスがたまるようなこと」は
おおらかに見守る。

暑いのに、ダウンジャケットの一番上まできっちりしめるとか。
食べ物を口に入れる際に、「どうぞ」というまで口に入れないで
こちらをじっと見て指示を待っているとか・・・

こういうことには波や飽きがあるので、自然の流れに任せています。

細かいことで「そんなの意味ないじゃん」「早くして」「融通がきかないな」
なんていちいちイライラしていたらこちらの身が持ちません。
そうゆう風にしかできないのが自閉症。

3.間違ったことを強化しないようにする

求められるまま遊園地に毎週連れていっていたら
毎週行かなければ暴れるようになった。
そして暴れたので仕方なく連れていった結果、
暴れれば遊園地に行けるという強化をしてしまった。

まずこちらの都合を決めて
月一回くらいのペースでしか行かないことを
がんとして通すべきだった。

でも必ずリカバリーできます。
間違った強化をしていることに気づくことが大事です。
リカバリーをあきらめたら
家族は子どもの言いなりで動くようになってしまいます。

4.要求を言えるツールを見つける

ツヨは最初は写真でした。
そこにひらがながつき、
今は写真は外し、ひらがなのみにチャレンジ中です。
一足とびにはひらがなツールにはいきません。
ひらがなは一握りの簡単なものだけ。
他はすべて写真です。
アイパッドに、私が携帯で撮った写真や、検索して得た画像をたくさん貯めました。
遊びに行った先の写真を入れておくと
『また行きたい!』と指さしてくれます。
ただ、気を付けないと視覚の刺激は強すぎて
必要以上に要求にこだわってしまうことがあります。
こだわりすぎたときには
「見えない方が幸せ」
「見えない=存在しない=こだわる必要もない」
これは最近思いました。
やはり誤った強化なのでしょうね。

特に
1.スケジュール
4.要求ツール 
の二つを必ずしないと、いずれ精神疾患になる
と児童精神科の医師に脅されています。^^;

つまり行動障害や二次障害を起こすということです。
行動障害とは、不適切な介護によって生じるものです。本人のせいではないのです。
他害や自傷、器物破損などです。
二次障害はうつや統合失調症などの精神疾患等になることです。

私も日々、これでいいのか、これでいいのか、ああっ!失敗してしまった!
の繰り返しです。
でも同じ過ちは何度も繰り返すと悪夢に代わります。

偉そうになってしまいましたが
私も永遠に勉強中です。

子は親の鏡・・・!^^;