今日は親バカ記事だと思ってスルーしてください・・・汗のび太はこの地区に小学校入学直前に引っ越してきた。それ以来、地区の早朝一斉清掃(大掃除)に毎回参加している。これは子供会のではないので一家庭一人参加すればいいのだが必ず、ついてくる。無理強いしたことも、誘ったこともないのだが、カレンダーの予定に書き込んであるのを見て、「あ、日曜日、大掃除だ!」と、ヤル気満々なのだ。小学生も低学年の子はチラホラ参加しているがまあ、数えるほどしか参加していない中、皆勤賞ののび太。すれ違う大人に誉められて、嬉しそうにしている。年に一度、小学校でもPTAで学校の掃除がある。まあ、これに関しては私としては「子供達にやらせりゃいいじゃん・・・」と思うのだがPTAとして実績を残したいらしい・・・汗これにも皆勤賞参加ののび太。あくまでもPTAの行事で子供達の参加は呼びかけていないのだ。それにも付いてくる。もちろん、こちらにもチラホラ来ている子はいるけれどそれにしても皆勤賞で参加している子は少ないだろう。親達の方も強制ではないし親でさえ一度も参加していない人ですらいるのに(これはこれでどうかと思うが・・・汗)エライと思うのだ。私が子供の頃はとにかくこういう行事関係は大嫌いで自分が参加しなければいけない行事でもどう言い訳してサボろうか・・・そればかりを考えていたからのび太のように、進んでいろんなところに参加するなんて本当に我が子ながら尊敬している。旦那がのび太に言った。「のび太、えらいね。ホント、えらいよ。 こういうみんなが嫌がる掃除とかすすんでやっていると どこかで誰かがちゃんと見ていてくれて 必ずその分、いいことがあると思うよ。 でも見返りを期待してはいけないよ。 今までものび太はそういうこと考えずにやってきたから 素晴らしいことなんだよ」本当にそう思う。先日、学校に行く機会があった。運動会に向けて「マラソン頑張りカード」というのがあった。校庭を一周走ったらマスに走った日にちを記入。50周走るとカード1枚終了するのだがカード1枚終了者先着10名には「ゴールドカード」の2枚目のカードがもらえるらしい。なんと、まだ5人しかもらっていないゴールドカード獲得者の中にのび太がいるのだ!他の4人の子たちは、みんなスポーツ万能で足が速く、リレーの選手とかになっちゃうような子。その中に混じって、運動苦手、走るのもさほど速くないのび太・・・燦然と輝くのび太のゴールドカードはまぶしかった・・・エライ!苦手なことでも得意な人に混じって頑張っているのび太・・・私は自分が恥ずかしい。苦手なこと、嫌なことから逃れることばかり考えている私。のび太に教わることは多い・・・のび太の教室の後ろに「一年後、私はこんな風になっていたい」という目標が自画像と共に掲示してありました。幼稚園の時、「自分の顔は見えないから描けない」と拒否していたのび太。あれから6年経って描いた自画像ののび太は口が「U]の形で笑顔でした。そして、みんなが「勉強が出来る自分になりたい」とか「スポーツが出来るようになりたい」とか書いている中で、「相手の気持ちを思いやれる自分になっていたい」と、書いていました。ううう・・・泣きそう・・・「のび太、なんて素晴らしい目標なの?! えらいよ~のび太~ 勉強やスポーツが出来ることより 『思いやる気持ち』を持つことの方が ずっとずっと大切で素晴らしいことなんだよ。」帰ってきて食事の時に言った。
「そう?僕も大事だと思って。 でもあんまり誉めないで~ 恥ずかしいから~」照れくさそうなのび太だったけど、私は息子のことでも、いっぱいいっぱい誉めてあげたいと思っている。普段、食事の作法がダメだ、とか、ゲームのこととか、部屋が汚いとか、ロック(愛犬)に優しくしろ、とかお小言ばかりを言って嫌がられているけれど、でも、いいところ、エライ!スゴイ!と思ったことも、いっぱいいっぱい伝えたい。子供だから未熟だとか劣っている、という思い込みは間違いだと思う。ろくでもない大人より、尊敬に値する子供達はたくさんいる。それを、大人たちはきちんと評価してあげなければいけないと思う。去年、自己評価もアンラッキー度もマイナス評価だったのび太にお父さんお母さんは認めているよ、素晴らしいよ、えらいよ、とちゃんと伝えてあげることが今、とても大切なことだと思っている。