ボクの会社で人事異動があった。その喧騒に巻き込まれ、しかも重箱の隅をつつき、時間が違えば言うことも変わってくる上司にうんざり気味の日々を送ってる。それでも、帰りが遅くなったとは言え、帰宅するとニッコリ笑ってるタンコロやペイスケが待ってくれてる。それだけでも、ホッと出来るし、それが毎日味わえるなんて幸せなことかもしれないな。思えば、昨年の10月末に、福島の裏磐梯に紅葉を見に行って以来、花や木々を意識してみてることはなかったような気がした。綺麗にかわいく、そして精一杯咲いてる花は、命の息吹みたいなものを感じ、とっても好きだし、なにより心底ホッとできるような気がするよ。この時期は、梅かな。3月いっぱいまでは見頃なんだろうね。ボクはもちろん、タンコロもペイスケも、そして秋桜も、毎日限られた時間の中で、決まったことをこなすのに精一杯のような時間を送ってる。なんだか余裕がないような気がして。そこで、来月上旬から中旬にかけての休みの日に、梅の花を見に行くことにしたんだ。多分、多摩地区の某植物園にいくことになるだろうけれど、見に行くことを決めたらとっても楽しみになってきた。タンコロは、花は分からないだろうけれど、それでもボクらと戯れながら梅の花を見つめれば、なにか感じるところもあるだろうし、何よりホッとできるだろうと。それが成長につながれば、余計にうれしいことだし。ボクや秋桜も、綺麗な梅の花を見てホッと一息つけるだろうし、子供たちの屈託のない笑顔を見ることができるかもしれないと思うと、ワクワクする部分もあるよ。梅の花をみて、梅のお菓子を食べ、お茶をすすり、最後にうまい蕎麦でも食べてこよう。