息子は、どの教科もまんべんなく良く出来ています。苦手な教科は特に無い。しかしそうかと言って、飛びぬけてよく出来る教科も今のところは特に無いです。強いて言えば算数と理科が得意ですが、まだ小学生なので得意な子は他にも大勢います。その大勢の中の1人、という程度。一方私は小学生の時、ほとんどの教科が苦手だったけど、算数は得意でした。得意な子が大勢いる中の1人という程度ではなく、自分でいうのもなんだけど、飛びぬけて出来ていたと思う。ある日の算数の授業中に、先生が私に、「今日は算数の授業は受けなくていいから、図書室で自習してなさい。あなただけ他の子より出来過ぎてるから。」と言って、私だけ教室を追い出されたことがありました。優越感と疎外感の混じった不思議な気持ちでした。2~3回だけですが、よく覚えています。他の子より出来るからという理由で教室を追い出されるなんて、今の時代なら問題になるだろうし有り得ないことだけど、30年前の私が実際に経験した出来事です。通知表で言えば、息子はオール◎(◎○△の3段階)です。(今の通知表は絶対評価なので、そういう子は他にも多数いるだろうけど)一方、小4当時の私の通知表(5段階)、算数だけ5で、それ以外は興味もないし授業も聞いてないし発表も全くしないので、ほとんどが3か2でした。たまに1もありました。見事にバラバラで、アスペルガーらしい通知表です。それに比べ、息子のは全然アスペルガーらしくないなぁ。アスペルガーは能力間の凸凹が大きいので、「成績も凸凹」というイメージがあるかもしれませんが、(実際そういう子は多いみたいだし、私もそうだったし。)、でも息子のように、成績には凸凹が現われないタイプもいるんですね。その代わり息子は、生活面や行動面の凸凹はかなり激しいです。