ブレインバンクについて(遺書修正)

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Nice!

先日「遺書」という記事を書いた。死後に献体したい、たくさんの病気を患った事で私の身体が医学の研究に役立つなら使って欲しい、と、書いたのですが…調べたらやはり、B型肝炎キャリアは献体出来ないことが判明してしまったのです。がっかり。しかし、「献脳」(ブレインバンク)という死後脳を研究に使うための登録システムがあることを知り、早速、メールで資料請求。B型肝炎キャリアであることを伝え、可能であれば是非、登録したい旨を書いたところ、初めからB型肝炎キャリアであることがわかっていればそれなりに対処しながら大切に扱わせて頂き、研究に使わせて頂きます、とのお返事を頂き、先程、資料と登録についての文書が届きました。 この「ブレインバンク」は「精神疾患をお持ちのかたの脳」と「お持ちでない方の脳」を比較研究し、精神医学の研究を行っています。精神疾患や発達障害などの研究がなかなか進まないのは「死後脳」の入手が困難だからです。精神疾患も発達障害も脳に関する症状なのでやはり脳を調べないことには医学的進歩もないのだ、と、以前、何かで読んだのが頭の片隅にありました。しかし、脳、とは「心」そのものである、という家族、遺族の思いもあり、なかなか「死後脳」を研究出来ない現実もあるのです。私はまだまだ生きていかなきゃいけないけど、今、この決心をちゃんと残しておかなきゃ、と思い、「ブレインバンク」に登録したいと思っています。旦那には簡単には話していたけど、なんとか説得して登録したい。もし、興味のある方はNPO法人精神疾患死後脳、DNA バンク運営委員会事務局(公立大学法人福島県立医科大学医学部神経精神医学講座内)を、ご覧になって下さい。