心を診てもらう

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Nice!

生死さ迷う病気してから、やっと、体力も少しずつ回復し、愛犬ロックの散歩も行けるようになりました。しかし、退院後から去年、手術した、甲状腺全摘手術痕がますます苦しくなり、精神的に落ちていきました。手術痕は首。呼吸が出来なくなるような、ずっと首を絞められているような、食べ物も飲み込むのすらつらく、ふとしたきっかけで、気が触れてしまいそうな…通院している県立病院に隣接している県立精神病院に予約をとり、診察しました。幼い頃からの生い立ち、家族構成、学校生活の頃のこと、家庭のこと、仕事歴など…さまざまな問診を受け、今、一番辛いこと、苦しいことを問われました。二度、婦人科の手術をし、卵巣を摘出して、去年は甲状腺がんで全摘、その後から、外科的には問題ないのに、手術痕の苦しさで何度も外科の主治医に診察外にも相談に行ったり、苦しさのあまり夜間救急に何度も駆け込んだこと、それらが過呼吸だったこと、そんなこんなのうちに、年末に生死に関わる急病で倒れ、奇跡的に麻痺もなく退院できたこと、その退院後から、甲状腺手術痕が、ますます苦しくなり、もう、この苦しさのままで生き続けるのさえ辛く思えてどうしようもないこと…主治医は言った。よく、受診してくれましたね。その若さでそれだけの大病が続いたら余程、苦しくつらかったでしょう。気持ちが不安定になっても当たり前ですよ。あなたはちゃんと呼吸できています。外科の主治医の紹介状にも異常なしとちゃんと記されています。奇跡的に助かった命、大事にしていきましょうね。あなたの診断名は「不安症候群」です。このまま放って我慢していたら鬱病になりかねない状態でした。早く受診してくれて良かったです。でも、心の不安定な病気はすぐにパッと治癒するものではなくてゆっくりじっくり向き合う必要があります。大丈夫ですよ。ご自分で自覚されて受診されたまっぷーさんはご自分の心とちゃんと向き合って生きているということですから、心配いりませんよ。号泣しながらいろいろ話した私に主治医はこう言ってくださった。それだけで、心のモヤモヤが晴れていく気がした。ただいま、投薬治療中です。ちなみに、甲状腺がんの術後一周年の検査は転移もなく、無事にクリアしました。