引き続き小学校時代のお話。何度も書いてますけど、当時の私は大人しくて真面目な子だったので、問題児ではありませんでした。それなのに先生には頻繁に怒られていたんです。特に6年の担任だった先生は、私に対してかなり厳しかったです。怒られる内容は大体いつも、「もっと喋れ」とか「活発に動け」とか「授業中にもっと発表しろ」とか。。「あんたみたいに消極的な子は大嫌いだ」と言われたこともあります。卒業式の後だったかな?・・・先生に私だけ呼ばれました。また怒られるのか。最後の最後まで。もうウンザリだ…と思いながら先生の所へ行きました。すると先生はいつもの怒り口調ではありませんでしたが、私にこういいました。「あなたのように自分の意見をはっきり言えなかったり、いつも大人しく座ってるだけの子は、学生時代はそれでいいかもしれないけど、社会に出た時に必ず失敗するよ。将来失敗したくないなら、もっと自分の意見を主張したり、活発に動けるようにならないとダメだよ。」確かに先生の言う通り、私の消極的な性格は、のちに社会人になった時に失敗につながりました(それだけが失敗の原因ではないけれど)。だから先生の言うことも一理あるとは思う。先生が私に厳しかったのは、私が将来失敗しないように、積極的な人間に変えてあげようという思いがあったのかもしれません。しかし、そうだとしても、もっと上手なやり方があったのではないかな、と思う。こんなやり方では逆効果です。毎日怒られていた辛い記憶は、大人になってからもずっと消えることはありません。