先週末の土曜。ツヨの学校の授業参観があり、家族みんなで見に行きました。いつも私と二人なのに、皆で学校にきたことや、家族みんながいる日(カレンダーは読めない)に、自分だけ学校に置いていかれるのかとショックだったのか、ツヨは最初、意味がわからず、学校に車で到着すると、ひゅーん・・・と涙を流しました。しばらく教室でもブルーで、パパにしがみついていたけれど、だんだん察しがついたのか、いつもの様子をみせてくれるようになり一安心。ただ私は入れてもらえませんでした。『ここはママがくるところじゃないよね。』と、バイバイをしたり、逆にニコニコしがみついて、ぐにゃぐにゃになってしまったり。3歳の時に長い期間をかけて、泣く泣く母子分離をして、いざ分離ができたら、必ず分離。中間はない。確かにそうだ、君の言う通りだ。融通はきかないぞっと。と、まぁそんな感じで参観は始まりました。(私は柱に隠れてチラチラ・・・淋しいー T T)朝の会・朝の運動・個別指導20分・自立課題40分・図工・給食・・・すごいスケジュール。でもやることがあるほうが、みんな生き生き。指示カードやチャイムを使い、切り替えもうまくできていました。今回、去年までの療育の先生が三人きてくれました。それはまぁ遠いところをスミマセン。みなさん、ついでに幼稚部も見学し、あーだこーだと話し合いながら帰っていきました。最近の自閉症教育では、いわゆる「ついたて」は不要になった、むしろないほうがいいということになったらしいのです。とってもオープンな空間で、みんな机を並べて、自分の作業をしています。確かにこのほうが自然です。そもそもコミュニケーションに壁があるのに、本当に壁を作ってしまうと、とても機械的な、殺風景な空間になると思うのです。もう一つ。教師はあれこれ手を出さないらしいです。声かけだけ。支援ツールに気づかせたり、とにかく「自主性」を育てること、それが将来の自立につながるということです。もちろん最初は一緒に手伝ったりヒントを出します。あとはイスに座って指示。なので自立課題では教師一人が少し離れたイスに座り4人を見ます。『できた!』と、課題を持ってきたり、次の課題の用意をするのは全部こども自身。どんな教育をしたって、ハンディは治ることはないけれど、6年間で何とか少しでもツヨなりに「自立」して「自信」をつけてほしいです。何のためにって、この先、楽しい生活をするために! よろしかったらツヨに応援のクリックをお願いします!