( 毎月 理容室でカットするのが楽しみな俺様です♪ )学研の「自立をめざして」というサイトをご存知の方も多いと思います。4月5月の医療では 中根晃先生のコメントが掲載されていました。その中で、私が心から深く頷けることがありました。『自閉症の子どもの育ちを見ていくと、彼らは年齢が大きくなるにつれ、彼らなりに他人に呼びかけ、相手をしてもらおうと誘いをかけて来るのを見ることが出来る。自閉症は対人関係の障害、コミュニケーションに障害がある子どもだと言われるが、どうやら、対人関係がへたな子ども、コミュニケーションが不器用な子どもなのである。だからこそ、治療者、教育者が彼らの呼びかけに応じて働きかけると、学校生活、家庭生活が好ましいものになっていく。 このような進歩が起こる時期は、個々の課題で一定の傾向があるのだが・・・』特に専門の先生〜学校でも病院でも 固定観念を持って 色眼鏡で自閉傾向の子供をみる先生が以外に多くいらっしゃって=持論を強く力強く展開されるので、ほとほと困ることがあります。私のような素人の親が言うことなど 全く相手にせず、とにかく持論で教育・医療を展開しようとするのです。医療は 遠ざかることができますが、教育は 強制的ですから 逃げ場などありません。義務教育であっても 教育を拒否することを選択しなければ「子供を守れない」現実があります。また、義務教育を卒業しても、ここしか学ぶ場が無ければ リタイヤはできません。〜まこちゃんは いま順調にいっているので 心配はしていません・・・〜気むずかしい先生達も 中根先生のように高名な先生のお話であれば、少しは耳を傾けてくれるでしょう・・・と思いますが=熱心な先生は 関心を持ってくださいます=何も言わなくても。問題のある先生ほど、見ない・聞かない・話さない(関心がない) 私のブログをのぞいてくださる方達は 真剣に子どものことを思う人たちです。あえて言う必要も無いくらい〜子ども達のことを真剣に一生懸命に考えてくれて、きっと話すことができたなら 一緒に泣いてしまうほど、心の痛みを知ってくれる人なのだと思っています。いつまでも古い考えでは教育はできません。また、自分に必要な情報を 情報の海の中から選択することも必要となっています。ちょっと前までは 情報がなかった障害児の世界も 今はたくさんの情報が氾濫しています。医療も 教育も 日々 進歩しています。 熱心な先生に学ぶ子どもと、何年も同じ事の繰り返しで 新しいことを学ぶことなくいる先生に学ぶのとでは 人生の先々に大きな差がでます。特殊学級でも養護学校でも どこにいってもそれは全く同じだと感じました〜先生との出会い次第なんだな〜と感じます。子供達はみな個性があり、能力も違います。確かに自閉傾向の子供達は 表現が苦手だったり、言葉が流ちょうにはでないことも多くあります。が、子供が「生きるためにのばしてきた能力」を「つぶさないで」ほしいと思います。人間は誰でも 得手 不得手があります。 全てに平均な人間はいません。なのにどうして教育は 全てに平均な人間を無理矢理 作り育てようと躍起になるのでしょう。普通の学校では 完璧を望まないのに、特別支援教育は 200%の完璧をもとめようと躍起になる。それは・・・変なことなのだと思ってほしいです。「全く支援なく自立ができるようにしなくては・・・」なんて今の特別支援教育ではいいません。「10の支援から 1の支援」支援は少ないのにこしたことはありませんが、支援は全てなくさなくても ほんの少しの支援でものごとができたら、障害といっしょに人生を生きる子ども達が 心を楽に生活がしていけるようになると思います。教育熱心な先生には心配ないのですが・・・学校では 作業・作業が続きます=作業の内容をみつめる親たちの目は 以外に 冷ややかです。それはね・・・作業と 現実の「就職」が結びつかないとわかっているからです。就労コーディネーターの先生達は この点を強く指摘していました。就職に関係の無い作業をなぜ 何時間も使って行っているのか・・・と。就職に何の役にも立たないことを 日々やらなくてはいけない・・・そこがビジネス校と普通の特別支援学校と 違うことなんですよ・・・なんていうのは 行政のいいわけだと思うんです。ビジネス校には 就労コーディネーターがいて、一般の特別支援学校には全く関係がないということも入学してから知りました=管理職の先生のお話なので 今はその状態なのでしょう=ものすごく驚きました。子ども達を「言葉が出ないから 何もできない」と能力を「過小評価」しないでください。能力があるのに「無視」しないでください。子供の才能をのばす教育を望んで入ったところで、子供の才能をつぶされたくは無いのです。まこちゃんの学校には 理科も社会もありませんが、同じ高等部のO特別支援学校にはあるんだよね。でもO学校には 毎日の国数は無いよね・・・ どっちも両方あればいいのに・・・学校の個性と先生達は簡単に言うけれど・・・それが子供の人生を左右するほど大きい物になるんです。 もっと真剣に「教育」を考えてほしいと思います。安易に教育をあきらめてほしくない・・・一生懸命にがんばっている先生を どう応援し支援していったらよいのか・・・一生懸命にがんばっている先生は誰なのか・・・手を取り合える先生は誰なのか・・・どう取り組んでいったらいいんだろう・・・ 子どもの日は 子どもの将来を真剣に考える日になりました。こうやって悩んだり 迷ったりしながら・・・日々を大切に生きなくてはいけないと思いました。こどもの日・・・子どものことで本当に悩んでなやんで・・・TVで流れる 障害のある子ども達の特集をみながら こぼれる涙がとまりませんでした。 なぜ、私の子どもがこんな目にあわなければならないのだろう・・・一生懸命に私たちは生きている・・・笑顔の日もあれば、涙が止まらない日も、苦しくて死んでしまいそうに悩む日も・・・まこちゃんは 何もかもを受容するかのように微笑んでいるけれど、彼が一番 つらいのだと思うと、本当に いたたまれない・・・ 私たちは一生懸命に前を向いて歩き続けているんだよね・・・まこちゃんが笑顔でいてくれると 私たちは 今 とっても幸せに思います・・・ いつまでも 幸せな日がつづいてくれますように・・・