このあたりも桜が咲いているようですが、正直に言うと、実はあまり興味がなかったりする・・・。私にとっては桜はただの花。好きでも嫌いでもないです。だけど、日本人は桜が好きなので、それに合わせなくてはいけない・・・・と思って、ずっと好きなふりをしてたっけ。お花見も行きたくないけど、誘われたら断れないから、楽しんでいるふりをしていた。多くの人が「綺麗」「好き」と感じるものを、私は特に何も感じないことがあります。それどころか、「怖い」と感じることさえあります。例えば紅葉。私はあの独特の色合いが怖いです。何年も前の話ですが、夫が「すごく綺麗な所がある」と言って、ドライブに連れて行ってくれました。そして連れて行かれた場所の目の前には、山一面の紅葉。私は「綺麗だね」と一応言ってみたものの、本当は怖かったので、なるべく視界に入らないように下を向いていました。その様子に気づいた夫は「せっかく喜ぶと思ったのに、全然嬉しそうじゃないな」と言って少し怒ってました。アスペルガーと診断されて、「物の見え方に特有の感覚がある」という特性があることを知り、「私は物の見え方が人と違うんだ。他の人が綺麗と感じるものを怖いと感じるのはそのせいかもしれない」と気づきました。他には、景色の画像が怖いと思うこともあります。全てではないですが、画像の色合いによります。私はいつも、初めて訪れるサイトをクリックする際には、少し薄目で見ます。景色の画像を普通に載せているサイトなんて山ほどあるから、いきなりそれが予告なく視界に入ってきて怖い思いをしたくないので、薄目でそぉーっと見るのです。そして大丈夫だと言う事を確認してから、しっかり目を開けます。グロいものとか、例えば虫の画像などの場合は、「苦手な方はクリックしないで下さい」という注意書きをよく見かけますが、景色の画像で「苦手な方は…」という注意書きはまず無いので、自分で注意を払うしか方法がありません。