毎年、2月上旬には、ボクの住む市内の小中学校の特殊学級の子たちが作った作品・・・絵とか工作物とかね・・・の展示会が行われます。その展示会を太陽展と言うんだけど、今年もタンコロの通う小学校が部隊となりました。子供たちは、1年間、この太陽展に作品を展示するため、いろいろ頑張っていろんな作品を作ってくるんですよ。特学の子たちだから、タンコロのように自閉症の子もいれば、ダウン症の子、その他いろんな障害を持った子たちばかりで、その子たちの作品には目を惹かれますよ。着眼点が面白すぎてね。その太陽展には、いろんな学校の先生たちも集まってくるんだけど、中には以前お世話になった先生がいたり、特学の担任でもないのに、興味を持って集まってくる先生もいますね。いわば、同窓会のような雰囲気もあったりします。タンコロも、この1年頑張ってきたようで、まだどんな作品が展示されるのか知らされてないけれど、毎年楽しみにしてるんです。なんでも、今年はこの太陽展で来訪者全員に配られる栞のデザインが、タンコロの描いたものに決まったらしくて、それも楽しみの一つですね。どんなデザインなんだろ・・・それは当日までのお楽しみということで、まだ何にも知らないんですよ。特学の子たちの発想や着眼点は面白いですよ。興味を持って深みにはまった子の作品なんて、半端な高校生なんか適いませんよ。面白いもんです。2月ですから、1年で最も寒い時期なんだけれど、この太陽展には気分を暖めてもらえます。ふんわりした気分かな。そういう意味でも、楽しみなイベントですね。