今日から2学期が始まった。始まった・・・と言ったって、今日・明日は今家出て行ったなあ、と思ったらもう帰ってきたと言う按配で、午前中で学校は終わってしまうんで、本格的になるのは水曜日からかな。でも、今日から学校が始まると言うんで、昨日はタンコロと一緒に床屋さんに散髪に行ったんだ。最近は、日中雨が降ってないな、と思っても、夕方から土砂降りになるパターンが続いていたんで、タンコロは日曜日に外に遊びにいけない。公園で自転車に乗りたくてたまらなかったみたいなんで、日曜日は公園に連れて行った。いつもは、1時間位、公園で自転車乗りを中心に遊ぶんだけれど、この日に限っては40分位で、もう帰ると言い出したんだ。んんん?と思って、車に乗って帰宅。ボクの住むマンションの駐車場のすぐ傍に床屋さんがあるんだけれど、土曜日位からできたら床屋さんに行こう、とボクが言ってた事をタンコロは覚えていたんだ。タンコロの手を引いて床屋さんへ。入るや否や、タンコロはハイテンション。ニコニコして、ボクの手を握ってた。この床屋さんはこじんまりしてるけど、男性5人で切り盛りしてる。とにかく元気が良くて明るい店なんだ。タンコロが自閉症であること、自閉症とはどういう症状なのかは、結構前に話してあったんで、タンコロの対処も慣れたものだし、タンコロもその店が大好きみたい。店のお兄さんが「いらっしゃいませ!」と言うと、タンコロも「いらっしゃいませ!」と大きな声で言うし、店のお兄さんが「ありがとうございました!」と言えば、やはりタンコロも同じことを言う。それが高じて、タンコロがお兄さんよりも先に「いらっしゃいませ」と言うこともあったりして、ボクは苦笑してた。いざ、自分がかかると素直におとなしく・・・というのも束の間で、ボクが声掛けてないとどっかに飛んでいってしまいそうな雰囲気だったよ。タンコロに遅れること15分、ボクの散髪の時間になった。要はタンコロが先に終わってしまい、ボクの終わるのを待つだけなんだけれど、おとなしく待ってられない。控室であっちいったり、こっちいったり。時には散髪中のボクの傍によってきて、ニコニコキャッキャと騒ぐ。騒ぐたびに注意するけれど、治まらないタンコロに対してはボクが怒ることも。床屋さんにはいろんなお客さんがいるからね。タンコロのワンダーランドというわけじゃないし、本来はタンコロの付き添いのみで行くべきだったんだろうけど、そうなるとボクの散髪に行く時間がなくなっちゃう。けど、帰宅してからは言い聞かせたよ。いくら好きでも、床屋さんではあんなに騒いじゃいけないよ、とね。なんであんなに床屋さんが好きなのかな。ボクのマンションのベランダからも、その床屋さんが見えるけれど、タンコロはよく見てるし。見事な丸刈りになったタンコロは、やはり大好きな学校へ元気良く登校していきました。元気良すぎて、疲れたらしく、夜は9時にあっという間の就寝でしたよ。