夏の風物詩

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Nice!

夏の風物詩といっても、いろいろあるけれど、その一つに花火があるね。昨日は、隣町で盛大に行われているお祭りの中でも、最大のイベント・大花火大会があったんで、夕方から電車で、隣町に行ってきたんだ。この花火大会は、隣町の市役所脇の消防訓練所で花火が上げられるんだけど、ボクが以前住んでたマンションが最高のロケーションなんで、そこで毎年見てるんだ。花火は夜8時から。少しは縁日を楽しもうと、夕方6時半位には出かけたんだけれど、ものすごい人ごみで、縁日もそこそこに、花火を楽しめるそのマンションに向かったんだ。通常なら、駅からそのマンションまで徒歩30分弱程度なんだけれど、気がついたら1時間位かかってたね。いつも不思議に思ってるんだけど、タンコロはこうした人ごみはヘッチャラ。そんな人ごみに中でも笑顔は絶やさないし、お神輿を見つけようもんなら、「ワッショイ、ワッショイ!」と言いながら、ジャンプしてる(笑)普通、自閉症の子って、人ごみは苦手なんじゃないのかなあ・・・夜8時、花火が始まった。ドーン、ドーンという大音響の中、合計7500発に花火が打ち上げられた。ボクや秋桜はビールを飲みながら、花火を楽しんでいたけれど、ボクらが見てたマンションのエントランスと、花火の打ち上げ場所の間には、花火を遮るものがなかったんで、すごい光景だった。08.08.02花火①08.08.02花火⑦ペイスケやタンコロにはジュースを持たせてたけれど、もうすぐに花火に夢中になり、いつの間にかジュースなんか、そこらに置いたまま、騒いでた。タンコロは花火が打ち上げられるたび、そこら中を走り回り、どこで覚えたのか、「タマヤ~~!!!」とか叫んでたよ。キレイはキレイだったんだけれど、スゴイ音で、地響きしてたくらい。このマンションには、まだ知り合いもいて、そこの子はタンコロよりも2つ年下なんだけれど、偶然にもその子も自閉症。この子は、人ごみと大音響が苦手で、ボクらが挨拶に行ったときも、音響ガードのため、ヘッドホンをしてた。でも、それが普通なんじゃないのかなあ。でも、どういうわけかハイテンションでタンコロは、花火が打ち上げられる度に走り回っていた。花火の時間は、ちょうど1時間ぐらいで、要するに同じ時間をタンコロは走り回っていたことになる(笑)その花火大会が終わった後、駅に向かって1時間以上歩き、混んでどうしようもない中、やっとの思いで電車に乗って帰ってきた。帰りに遅めの夕食でラーメンを腹いっぱい食べて、家に着いたのは11時過ぎだった。いつもなら、この時間、タンコロは夢の中。でも、その時間に帰宅した後、お風呂に入って、それから布団に入ったんで、午前様になってた・・・でも、本当に元気いっぱいで、花火で興奮してたこともあったんだろうけど、落ち着かせるのに苦労してたよ。今日の日曜日もいろいろあったけれど、タンコロは常に元気いっぱいで、笑顔だらけ。今度の週末には家族旅行もある。でも、臆せず、いっぱいの笑顔を見せて楽しむんだろうな、タンコロは。面倒をみてるこっちまで、気分が良くなってしまう子だよ(笑)