人は無理するな、とよく言うけれど、こと仕事に関しては自分を取り巻く状況があるだけに、知らず知らずのうちに無理してるんだろうな、とよく思う。自分さえよければ、人の揚げ足をとって、とかそういう人が多くて辟易しちゃう。そんな状況の中、少しでもさっぱり出来れば・・・と思い、卵豆腐を買っておいて秋桜に食卓に出すよう、昨日のうちに言っておいたんだ。大変な偏食家のタンコロも、味噌汁に入ってる豆腐は大好きで、良く食べるものだから、卵豆腐も・・・と思ってたこともあるんだけれどね。タンコロは、ジイーーーーッと卵豆腐を見てた。ボクに「おいしいから、食べてごらん。」と言われても、ジイーーーっと見てた。痺れをきらせたボクが、「食べなさい!」と少し強めに言ったら、スプーンで少し卵豆腐を拾い上げ、匂いを嗅ぎ、ほんのちょっとだけ、口の中に・・・一口二口だけ食べて、後は食べなかった。ボクが怒っても無理。多分、タレとしてかけた和風ダシがいけなかったのかな。この偏食をどうにかしたいと思って、少しずつと思ったんだけれどね。怒ったよ。タンコロは、食事を終え、それでも泣きながら「おとうさん、話を聞いて・・・」とか言いながら、ボクにしな垂れかかってきた。でも、泣きながらボクに甘えるだけで、何も言わなかったけれど(笑)そのうち、ボクの首に両手をかけ、片足だけボクの腕に乗せながら「抱っこお〜」とせがむ。しょうがないなあ・・・と言いながら、ボクはタンコロを抱き上げて布団に連れて行ったんだ。怒られたときの対処の仕方・・・ボクの懐に飛び込むことが一番!ということをしっかりわきまえているな、タンコロは(笑)今度は、冷奴にしてみようかな。タンコロの大好きな削り節をタップリかけて・・・そこから、また発展させてみよう、と思ってるんだ。