うんちく王への道

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Nice!

のびパパは雑学王だ。最近、クイズ番組がやたら多いが、かなりの回答率を誇るのびパパは、きっと、お笑いコンビのくりー○しちゅーの方や、体格の良い伊集○さんや、札束で汗を拭くあの方などとも、いい勝負だと思う。こういう雑学って、 誰かに言いたいために覚えようって思う」と、言うのびパパ。そう。みんなが「へ〜!」とか「ほぉ〜!」と唸っちゃうようなことを誇らしげに披露したいらしいのだ。そして・・・我が家にもうひとり・・・雑学、うんちくを披露したくてウズウズしている人が・・・それは、もちろん、のび太。といっても、こちらの喋りたいのび太は、雑学、ではなく、自分の興味のあることだけ、と、とっても偏りのあるうんちく王ですがね。こちらの「チビうんちく王」は歴史、地理、漢字に関しては絶対に絶対に口を出したい!「小田原城」とテレビから聞こえてきただけで小田原城に関するうんちくが口からあふれ出てくる。小田原城に関するうんちくを知っている限り、喋り尽くすまで口を閉じることはない。・・・と言っても、残念ながら聞かされている私はまった〜く興味がないので「へ〜・・・ほ〜・・・ふぅ〜ん・・・」と、言いつつも、何一つ頭に入ってこないので、のび太が披露しているうんちくをここにご紹介できないのが実に残念ではありますが、年号やら、聞いたことのない武将の名前やらが次から次へと湧いて出ています・・・はい・・・以前も記事にしましたが、現在ののび太の将来の夢は「歴史学者になる」ことですが、それにプラスアルファーがつきました。歴史学者になってテレビのクイズ番組とかで 説明とか解説とかしたい」・・・だそうで・・・これって、のびパパが記事の冒頭で話していた、「誰かに言いたいために覚えようと思う」という言葉に繋がるのかも。最近、地震関連のニュースなどで登場する、「地層に詳しい○○大学○○教授」「橋の構造に詳しい○○大学○○研究所○○さん」「活断層に詳しい○○大学○○さん」みなさん、とても生き生きとお話してくださる。生放送などでコメントをされていると、活断層に関するうんちくが次々とあふれ出て、時間内に話が納まりそうもなく、司会の方もどうやって話を切り上げようか、と、ヤキモキしているのがこちらにまで伝わってくるほどだ。だって、だって、こんな時でもないと、世間の人たちは地層やら活断層やらに注目しないもん!こんな注目されているときに喋りたいさ!そうなのだ。みなさん、地層オタク、橋の構造オタク、活断層オタクなのだ。オタクとは、マイナスのイメージがあるようだが、それは間違いである。もちろん、ヤバイものに固執して執着してしまうとマイナスの方へ転がってしまうのだろうが、こういうひとつのことを突き詰めて研究しているプラスオタク達のおかげで世の中のいろいろなものが解明され、新しいものが発見され、そして私達の生活が進化していくのだ。そして、いつも思うのだが、こういう学者、研究者にはASっぽい方が多い気がする。ということは、新しいものを見つけ時代を切り開くのはASである、といっても過言ではない。そして、のび太には感心させられることがある。うんちく王は一日にして成らず・・・のび太うんちく王は、知らないこと、忘れたことを、決してそのままにはしておかない。例えば、「南アフリカの首都って確か3箇所あったよね? ヨハネスブルクとプレトリアと、もうひとつなんだっけ?」(これはのび太の持っている「オデッセイ」という喋る地球儀の情報と、のび太所有の地図帳の情報です。正確には現在の首都はプレトリアのみ(05年ツゥァネと改名?)と言われています)こういうときに、私は、「思い出せないね〜なんだったっけね〜ま、いいや!」で、終わってしまうのですが、のび太は絶対に調べます。「ちょっと待ってて。今調べてくる!」「ケープタウンだった!あ〜スッキリした!」知らないことを知らないままにはしておかない!知らないままにしておいて、知らない状態で他の誰かに聞かれたら、うんちくを喋れないじゃないか!これこそが「うんちく王」なのだ!プラスオタク、うんちく王、雑学王・・・みんなみんな、誰かに喋りたいのだ!のび太はこうして「うんちく王」への道を日々、歩んでいるのだ。