自閉症者は、味覚、触覚、臭覚、聴覚、視覚・・において非常に敏感といわれています(または鈍感な場合もある)偏食の多い子がよくいますが、それは「味覚」「臭覚」「口の中の触覚」「食べる時の音」などに過敏だからだそうです。例えば、生野菜を食べる感覚が、ガラスを食べているような感覚・・という子もいるそうです。息子も偏食がひどく、白ご飯以外は殆ど食べません。凄く細かく切ってご飯に混ぜても、臭いや触覚で分かってしまい、すぐに吐き出します。親としては何とか食べてもらいたいけれど、無理やり食べさせるのも逆効果だと聞き、どうしたら良いのか悩むところです。私は「熱い物」「辛い物」は全くダメです。これも感覚過敏からくる拒否なのかもしれません。甘口のカレーでも卵やミルクを加えないと食べられません。湯気が出ている物は、少量ずつ小さい器に移して冷めるまで待たないと食べられません。「こどもみたい^^」ってよく笑われます。逆に鈍感な時もあり、他の人が「味がしっかり付いている」と言っていても私には無味に感じて、塩や醤油を足しながら食べることもあります。普通の人が「美味しい」と感じるものを、そのまま「美味しい」と感じるのは難しいようです。そのせいなのか、自分が「美味しい」と感じたものは、飽きるまで毎日同じものを食べ続けることもあります。今は家族がいるので毎日同じ物を・・ってわけにはいきませんが、学生やOLの頃は、食堂で毎日同じメニューを注文していました。