小金井市の事故

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Nice!

小金井市の小学校で、自閉症児が怪我した事故について、子供の親が担任教師、校長、市に対して損害賠償を求めた訴訟の判決が、今日あった。この事故は、担任教師とその校長に、障害児について理解がない、理解する努力を怠ったことが最大の原因じゃないか、と思ってる。判決は、市の責任のみを認め、その背景には担任の思慮不足があるとしているみたいだけれど、それだったら担任・校長の責任を直接的に認めないのはおかしいと思う。子を思う親の気持ちに、健常者も障害児もない。区別はないし、健常者だって、気持ちが育っていなければ、とんでもない事故だって起こすし、周囲に大いに迷惑をかけることだってある。それを正しい方向に向けるのは、担任であり、担任を決め、学校の方向性を決める校長であると思う。その教師そのものが、簡単に予見できることを無視して、思い込みだけで対処したら、事故が起こるには当たり前だと思うけど。自閉症ということだけじゃなく、自分が何処のクラスの担任をしてるのか、そのクラスにはどういう児童がいるのか、きちんと把握するということは難しいことなんだろうけれど、だから教師は聖職者なんて呼ばれるんじゃないのかな。教師という前に人間失格という気がする。そんな人が多い。社会を受け入れるということは甘受するということじゃないよ。