以前、タンコロはスイミングスクールに通ってた。週一の割合で、隣の駅前にあったスポーツクラブのスイミング、障害者専門のスイミングだった。行き始めてしばらくは、いい先生にも恵まれ、通っていたんだけれど、昨年の春先に先生が変わったんだ。先生は2人いて、そのうち一人が変わったんだけれど、これが問題だった。「私は障害者の指導を知ってるの。」これが口癖。そのくせ、子供たちに泳ぎを強いていた。スイミングにはタンコロとボクが2人でいってたけれど、行く度ごとに指導の強要が始まり、その度ごとにボクから止めてくれ、と言ってた。そう言うと、その日の指導はなくなり、タンコロとボクの2人きりになれるけれど、翌週行くと、また指導の強要。辟易してた。スイミングスクールにも、ことある毎に文句をいってたけれど、そのうち、ボク自身が大きく体調を壊してしまい、スイミングスクールに行けなくなってしまった。そうこうしてるうちに秋となり、スイミングスクールを止めることにした。その後、タンコロについては障害者手帳を取得し、障害者年金にも参加し始めた。また、新たにスイミングスクールに行こうと思っても、経済的にきつく、再入会は無理な状況になった。ところが、ボクの自宅の近所には、ほとんど年中無休の屋内市営プールがあるんだ。月1回位行ってたけれど、寒い時期は行かなくなってた。けれど、もう夏は目の前。タンコロは大のプール好きだし、どうにかしたいと思ってた。ボクの体調には波がある。心療内科に行ってる位だからね。それを、今週末から、どうにかしてプールに連れて行きたいと思ってるんだ。この市営プールは監視員が全く感心しないんだけれど、施設的には滑り台もあるし、子供用プールや流れるプール、そして競泳用プールもあるし、タンコロにとってはワンダーランドのよう。どうにか予定と体調を調節して、連れて行ってあげたい。プールに連れて行くのはボクだけ。秋桜は水着になりたくないんだと・・・まあ、ほとんど泳げないしね。毎週1回、この割合で連れていってあげられたら、またタンコロの弾けるばかりの笑顔が見られるだろうし、タンコロどころかボクの身体のためにも良いと思うんだよね。