最近かーは、ちょっと離れた見えない位置から、 「おとーさーん」 と私を呼ぶことがあります。 まぁ実際の用はあったりなかったり。 人を呼ぶこと自体は別に驚くことではないのですが、ドキッとさせられるのはその呼び方です。 いろんなことを喋るかーですが、全体的にそのイントネーションや力の入れ具合はやっぱり普通の子どもとは違う独特のものです。 しかしこの「おとうさん」は実に綺麗で流暢な発音の 「おとーさーん」 なのです。 なので、最初呼ばれたときはかーの声だとは気付かず、隣の家の子がお父さんを呼んでいるのだと思いました。 今はだいぶ慣れましたが、それでも一瞬誰の声なのか分からないときがあります。