今朝、通勤電車にいつものように乗ってたら、途中の駅で電車が止まってしまった。東京は中央線のとある駅の側にあった元発電所と変電所で火災があって、送電がとまってしまったために、電車が止まってしまったそうだ。おかげで、朝9時が朝の定刻なのに、会社に着いたのが10時半近く。疲れてしまって、しばらく仕事もないもんだと思っていたけれど、昼過ぎまで会社に来れなかった人もいたし、多いに仕事に影響が出てしまった。思うに、今の社会は無理、無駄、手間をかけず、とにかくコスト削減で動いている。その余波が、今朝の事故に現れると思うよ。信じられない間隔で電車は動いてるし、駅員も電車のダイヤも運行状況も、まるでロボットのよう。これは電車関係の会社だけじゃなく、どの会社も、そして公共団体も国もそういうふうに動いてしまっている。それがどうなるか。みんな、下を向きつつ、自分のことしか考えてない。いや、考えられないのかもしれない。世の中の社会というヤツに余裕がないから、引き起こされる現象だな。税金、年金、保険料は上げられ、物価は上がる一方なのに、収入は増えないどころか目減りしてる。余裕がないんじゃなくて、作れないかもしれないな。人間は生き物だから、いわゆる“遊び”の部分が必要なはずなんだけれど、これがないから、正確を期さなければならないところで、逆の現象が起こったりする。今朝の事故も、無理を強いた運行状況が、発電関係で爆発してしまった結果なんだろうと思う。昨今、この“遊び”を感じる人が少ないけれど、やりくりでその部分が出るはずなんだと思ってる。それが人間らしさだし。それがなければ、鬼畜と同じだし・・・大事なことだと思うんだ、無駄・遊びということはね。