児童自立支援施設にて講演。行動問題児研究専門講座：テーマは「発達障害の理解と支援について～特別支援を要する子どもへの対応を考えよう～」地域の特別支援に携わる先生や施設の職員の方たちを対象にお話をさせていただきました。多数の参加があり、みなさん熱心に話を聞いてくださり、質問も多数いただきました。また、関係者の方々には大変お世話になりました。どうもありがとうございました。感謝申し上げます。講演の前に、施設の中を案内してもらいました。施設に入っているお子さんたちの約三分の一は、何らかの発達障害を持っていること、また大半のお子さんたちが、家族背景や養育環境などに課題を抱えているということもうかがいました。生まれて10年やそこらで、自立支援施設で暮らさなければならない子どもたち。決して子どもたちが悪いはずではないのに…という思いを強く持ちます。何が彼らをこのようにさせてしまったんだろうか。子どもを育てるということがいかに難しいことか。子どもたちを理解し支えていこうという大人たちが、彼らの育ちをどうか応援していってあげられますようにと思います。