学習面の話。

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Nice!

学習障害(LD)の話。LDの症状に「作文を書けない」という症状があることを最近知って、あれ?と思ったのです。今でこそ何とか書けるものの、それは長い年月を掛けて相当な訓練をした結果であって、学童期には本当に、苦手と言うレベルを通り越して、全然書けなかったのですから。これはLDの範囲に含まれるのではないだろうか、と思ったのです。それと、これはLDとは違うかもしれませんが、学習面では、こんなことがありました。私は算数(数学)だけは興味があったので、よく理解できていました。でもそれ以外(国語、理科、社会、英語)は全く興味が沸かず、理解も全く出来ていませんでした。「授業」はとりあえず椅子にじっと座っていて、先生が何か指示を出したら従っていましたが、内容はさっぱり頭に入らなくて、先生に当てられても質問の意味すら分からないので「分かりません」と言うしかありませんでした。だけどその割には「テスト」は、ちゃんと答えを書けるのです。テスト前に教科書を眺めると、そのまま写真を撮ったように丸暗記できます。だから教科書を見ながらテストを解いているのと同じことなので、答えを書けるのです。質問も目に見えるので分かりやすい。でもいくらテストで正解を書けても、それは暗記したことを書き写しているだけで、本当は全く理解できていなかったのです。ちなみに高校ぐらいから習う範囲がかなり増えるので、丸暗記は難しく・・。私が丸暗記方法でテストを乗り越えられたのは、中学までです。小〜中学の頃・・特に小学校の頃でしたが、授業中は答えられないのに何故かテストでは答えられる。。ということについて、先生に何度も指摘されました。「授業中に分からないフリをするのはやめなさい」と。小学校の通知表に毎回書かれていました。私はけっして分からないフリなどしていない。本当に分からないのだ。そして興味も全然ない。好き嫌いで言えば大嫌いです。国語も英語も理科も社会も・・・・頭痛がするほど嫌いでした。(でも漢字や英単語や年表を覚えることは大好きでした)親は私のことを、そこそこ勉強の出来る子だと思っていたようです。授業中に答えられないのは、私がおとなしい性格だったので、皆の前では恥ずかしくて答えを言えないだけだろう・・テストは出来ているのだからちゃんと理解はしているのだろう・・と思っていたようです。本当は全然理解できていなかったという事実を、先生も親も気付いてませんでした。