ミチャポン、アスペルガー疑惑から診断へ

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Nice!

ミチャポンは昨日は保育園をお休み。

風邪ではない。


ミチャポン精神科初受診だ。

保険証は用意した。
子ども家庭センターで発行してもらった発達検査の結果は持った。
気になる行動リストは用意した。
トイレにも行った。

11時半の予約に向けて2時間前にいざ出陣。
電車好きのミチャポンは電車に乗れるとご満悦である。

電車とバスを乗り継ぎ、途中で昼食用のサンドイッチを購入して、1時間ちょっと。

相変わらずバスが停留所や信号で止まる度に「まだうごかないの?」とひたすら聞くのはバスが苦手だった頃の名残か…

さあバスを降りてあと2分で到着…と思ったら甘かった。

そうだ、病院のすぐ脇には比較的大きい公園があるのだ。

公園と見るやつないでいた手を振り切って走り出す。

まずは公園のハトや雀を追い回し、そのあと滑り台のある遊具に目をつけ、目標めがけてミチャポンは走る。呼ぼうがなにしようが振り向かない。

汽車型の遊具があったのもまずかった
ミチャポンは汽車も大好きである。

結局二つの遊具で15分ほど遊んだだろうか。
やっと「行くよ」の声に振り向いたミチャポンの手をひき病院へ。

余裕の時間を織り込んでおいて正解であった。

さて1階の受付で初診のカードを書かされるが、その間もミチャポンがおとなしくしているということはない。

ホールの隅から隅まで走り回り、ホールの反響が面白いようで「わっ」「わっ」と声を出して遊ぶ。

カードを書き上げ、しばらく待ってやっとカルテを作ってもらい、
2階の外来受付に。

待合室でしばらくまって、ちょうど予約の時間ジャストにミチャポンの番が回ってくる。

目の前に登場した医師は、顔なじみの私とヒイロの主治医である。
(もっとも、それを指定していたのだが)

診察室に入ったミチャポンになにやら医師が「ミチャポン何歳ですか?」「まねっこしてみて」などといくつかの動作をやらせる。

その後医師は私の方に向き直り、

「ミチャポンの気になることって何ですか」と聞く。

そこで登場するのがかねてから用意したる「気になる事リスト」。
リストの内容は、ミチャポンのアスペルガー疑惑に書いていたことはじめ、このブログに書いていた事の集大成である。

それを

「書いてきました〜♪」

と医師に渡す。

自分にはもう用がないとわかるとミチャポンは部屋中探索に走る。
あっち行ったりこっち行ったり…おとなしく座ってはいない。

渡した紙を一行読むごとに医師が「うん、うん…」と小声でうなずいていく。

最後まで読んだ医師はこともなげにはっきりとこういった。
(そりゃ、定型の親御さんに言うのとはわけが違うかもしれんが…)

「広汎性発達障害に入るかと思います、おそらくアスペルガータイプ、多動もありますね」

ことばの発達がちと遅めということもあり、高機能自閉症かアスペルガーかの鑑別は今のところ保留ということだ。

保育所に多動つきの広汎性発達障害であることを告げるようにという指示をもらった。

とりあえず経過観察ということで年に何回か病院に遊びに行くことに。

帰り道…当たり前だが、また公園がある。

当然素直に帰るミチャポンではない。

寒空の下、30分ほど公園で粘って遊ぶ。

「お買い物して帰ろう」ということばにやっと公園を離れ、帰り道につくことができたミチャポンであった。

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さて、かくしてあっけなく広汎性発達障害…つまり自閉さんのお墨付きをいただいたわけだ。

まずはめでたしめでたし、である。


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ひとつその…
ミチャポンの診断を祝して
ぼちっ↑と…していって
いただけないでしょうか?