たとえばこんな一夜

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Nice!

午後8時 点滴漏れで一般病棟からコール
午後9時~12時 NICUに新入院
その間午後11時 救急外来で肘内障整復(まあこれは単純に済む仕事ではあった)
午前2時半~3時 救急外来
午前4時~5時半 一般病棟で点滴漏れ再コール:大格闘の末に再確保
午前5時半~7時 救急外来から一般病棟へ入院
午前7時半~8時 NICUに新入院:朝回診を経て午前中のNICU担当へ引き継ぎ

大変な一夜だったように思うがこうして書き出してみると薄い。もうちょっと仕事を素早くやれよということかもしれない。入院1件に何時間かけてるんだよとか自分につっこみをいれてみる。いやちょっと珍しくて難しいケースだったしと言い訳もしてみる。

ちなみにこれは8月16日夜から17日朝にかけての当直の内容である。むろん16日は朝から出勤してNICU担当とか帝王切開立ち会い(うち1件はNICU入院)とかの平日業務をやってたわけだし、17日は午前も午後も外来担当だったし。

もう少し要領よく寝れば良かったのだろうけれど、睡眠時間は2時間だか3時間だかだった。でも病棟でも私がもうちょっと寝ただろうと思っているだろう。いやいやもうすぐ四十郎な私が苦労を分かってもらえないなんて言っても愚痴にしか過ぎないわけですが、しかしたぶんNICUの看護師たちは私が午前0時過ぎて7時近くまで寝ていただろうと思ってるわけだし、一般病棟の看護師は私が宵の口から午前4時までは眠れただろうと思っているし、外来看護師は午後11時から(あいだに1回起こされたにせよ)5時半くらいまでは寝てられただろうと思っているだろうし。誰も彼もが私が5時間くらいは寝てられただろうと思ってるだろうねということで。