東京都立六本木高校
https://www.roppongi-h.metro.tokyo.jp/
( 六本木高校=チャレンジスクールの見学に行きました♪ )
いろんな学校に挑戦してみよう〜♪と 六本木高校(チャレンジスクール)の見学に行って来ました。
土曜日の 一般公開授業なので、どうなのかな〜??と思っていたのですが・・・
玄関から土足OK♪で入って、エレベーターに乗ると張り紙が・・・
「エレベーターが1日に2回とまりました。エレベーターを止めた場合○万円を頂きます」
既存の高校をリニューアルしたのだと思うんだけど、廊下の天井を見ると やたらと傷(穴?)が多いのが目立ちます。きれいにしたのだろうけれど、こまかい部分できれいじゃない印象を受けます。
生徒が土曜日でいないから、寒い上に さむざむしく感じてしまったせいなのかもしれません・・・。
職員室は自動ドアで・・職員室の中はとても暖かそうです。
・・え??・・・いったいどんな高校なんだろう???
数学の授業を見ていたパパが・・・「結構、難しい授業をしているね。きっと良く出来る子と できない子の差がすごいんだろうね・・・授業は 教科書通りにやっていると思うよ」
そこで、もっと気になったことが・・・教室内では みんな 私服で、オーバーコートやダウン・ジャケットを着込んでも寒そう・・げほげほしながら 授業を受けていたこと・・・印象的・・・。
都立高校の冷暖房は 環境が整っていないんだろうか?? と思いました。
廊下はとても寒かったですし・・・いまどき冷暖房が完備されていない学校があるのかな?
こんなに寒くちゃ〜授業どころではありません。
管理職の先生(?)は 学校内を一生懸命に歩いていたようですが・・・。
廊下はすごく寒いし・・・教室の中も寒いんだ・・・それにしても、生徒がいない・・・
土曜日だから 余計になんだろうけれど、どうなっているんだろう?? というのがどこまでも続く疑問。
パソコン室に言ってみると 先生が 見学の生徒達に
「この授業はね〜 自分でテーマを決めて調べる授業なんだよ。だから、半年に1回は自分が発表することになるわけなんだよね。発表するのが嫌いな人は『この授業は取れない』ってことだよ」
・・・話し方が、他人事だな・・・まぁ、それが彼の仕事なんだろうけれど・・と
パパが「こういう授業は まこちゃんには向かないね」と一言。
次は 生物室に行ってみよう・・と行ってみると、ドアが閉まっていて、誰もいない・・・変だね〜教室変更で生物室って書いてあったのに・・?
ふと見ると 白衣を着た先生が 説明会の準備に走り回っているのが見えました。
パパが「どうなっているんだろう?」
私「生徒が 1人もこなかったとか?? よく、わからないけれど、よくわからない学校・・・」
授業を見ると「中国語」「ハングル語」もあるようです。
「フランス語」「ドイツ語」「イタリア語」「スペイン語」だと まこちゃん的には楽しいんだけどな〜と重いながら、アジア系言語には全く興味がない俺様でした。
とにかく3人で、学校設備はチェックして行こうね・・・と言いながら、設備は一応、チェックしてきました。・・・まぁ、普通なんだろうけれど・・とにかく 凍えそうに寒かったです。
ということで、午後から説明会に出席しようと思っていたのですが、身体の芯まで冷えてしまい、かたかた言うほど寒くて・・・でも、まこちゃんが入って「支援を受けられる学校環境ではないようだね・・」という話になりました。次の暖かい時期に 改めて説明会は聞いた方がいいよね・・ということで帰ることにしました。
( 後ろの建物は 六本木ヒルズ )
そこで ブリティッシュ・カウンシルのイベントがありました。
「今日は これが一番楽しかったね〜〜♪」とパパ。
あっちへくるくる こっちへくるくる 流れている画面の絵が 人の動きに合わせて動きます。
六本木高校に通学だったら、六本木ヒルズまで行く このエスカレーターが通学路なんだ〜〜(笑)
でも、冬や夏の厳しいときは ちょっとしんどいかも・・・と思ったのでした。
きっと説明会を聞けば、学校の良さがわかると思うのですが、高校の環境は はるか彼方の時間に経験をしただけなので、すっかりと忘れています。
よくは わからないのですが、特別支援教育の支援の必要な生徒は 今日はいなかったですね。
まこちゃん 行く学校がみつかるんだろうか・・・? そう不安になりながら・・・
パパは「ちょっと買い物に行ってくるね〜〜」とお出かけ。
帰宅した私は 頭がくらくらして軽いパニック・・・不安でたまらなくなりました。
不登校の生徒も 軽度発達障害の子どもも、行く場所はあるだろうけれど・・・。
こんなに一生懸命に努力してがんばってきたのに、「ぼくは勉強をしたいのです」と一生懸命な まこちゃんには 学習する場がありません。
外国と違って、子どもを支援しながら学習をする形は どこにも見られない日本の学校。
(米国などでは 高校・大学と 支援をつけて学ぶ形が許可されています )
日本の環境で、障害のある子ども達が学ぶのは 不可能なのだろうか・・・?
「いままでの努力はどうするの?」と私の母。
そんなもの、どうでもいい。過去の事は過去の事。 もとをとるために子育てしてるんじゃない。
母の世代と私の世代は考え方が違うし、障害のある子は 親が生きている限りめんどうをみて際限なんかない。あのとき、死んでしまえば こんな苦労はなかったのだと つい思ってしまう・・・。
障害のある子の努力姿が美しいなんて 言葉ではいいことを言っていても、結局、学ぶ場所も生きていく場所も どこにもみあたらないように思ってしまう。
障害のある子どもは 養護学校に行けばいい! 人は口を揃えていうけれど、そこが嫌だと 本人が断固として言うから考え込んでいるのです。
学びたいという子どもが、学びたいだけ学べる・・・そんな幸せな環境をどうしたら創れるのだろう・・そう思い悩んだ 1日でした。