さて、前回ミチャポンのアスペルガー疑惑を書いた訳だが、子供家庭センター(児童相談所)でみごとグレーの判定をいただいたミチャポン、次なる目標は医療機関の受診にこぎ着ける事である。
どうせ発達障害を見てもらう医療機関に行くんなら、私とヒイロの通っている病院が面倒がなくていい、できれば同じ医師ならもっといい。
というわけで、とりあえず病院に電話をかけ、事情を話すと、
「発達障害の疑いで診断を受けたいということでしたら、○日から来年の1月から3月分の初診の予約を再開するので、○日の朝にお電話いただければ予約をおとりします」
とのこと
紹介状が要らないだけでも助かるのであるが(その病院は表向きは原則紹介状必要となっている)それにしても予約すら常時は受けつけていないというのは難儀なこった。
「あの〜、私と息子がかかっているので、できれば○○先生でお願いしたいんですけど」
「電話でおっしゃって下さいね、ただ、○○先生の予約は夕方前に埋まってしまうと思うのでできるだけ早めにお電話下さい」
う…プレッシャーかかるなあ。
朝、確実に電話だなんてできるだろうか…
それはまあともかくも、3ヶ月分の初診予約が一日で埋まる…
うーんである。
そういや、私の時は5ヶ月待ちだった。
相変わらず、受診するだけでも難儀なのねえ〜と、感心するやら辟易とするやら。
まあ、うちの場合、病院探しに奔走しなくてもいいぶんまだマシである。
普通の場合、発達障害の専門家のいる医療機関を探すだけでも難儀だろう。その上予約までにンヶ月、予約してからンヶ月というのは、かなり辛いものがある。
そういえば、民間の某医療機関では何年先の予約がつまっていて、予約停止中という話もあったな。
他にも数ヶ月待ちは当たり前〜の話は腐るほどある。
こうなると疑いがあってもなかなか受診にこぎ着けられないケースも多々あるのではないかと思う。
特別支援教育の枠組みができても診断を受けられないと必要な支援も受けられないということにもなりかねない。それって制度の片手落ち〜だと思ってしまう。
まあ、発達障害に対応できる医師・医療機関の絶対数が足りないのだろう。
もうちょっとお手軽に受診できるように発達障害に対応できる医師・医療機関が増えることを願ってしまうのであった。