校内研修会

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Nice!

昨日は、市内の小学校の校内研修に講師として参りました。

講演の前に、いくつかの教室を参観する時間をいただきました。子どもたちが一生懸命勉強している姿は可愛らしくて無邪気でいいものですね。小学校の参観は、自分の子どもたちが卒業して以来ですから、小学生の天真爛漫な姿が妙に懐かしく、興味深く拝見しました。事前に、特別支援のニーズのあるお子さんについての情報もいただいており、教室の中での支援体制をコンサルテーションするのもこの参観の目的でしたが、ニーズのあるお子さんが本当にたくさんいるなあ!というのが正直な感想でした。担任の先生お一人で対応されていることには、本当にご苦労があるだろうとも思いましたが、それと同時に、物理的に介助の人数を確保するなどの課題も大きいことがよくわかりました。

診察室では把握することができにくい、現場の子どもの生の姿を見ることの重要性を再認識。

講演では、通常学級の中にいる特別支援の必要性のあるお子さんたちへのサポートについてお話をしました。たくさんの質問もいただき、先生方の熱意が伝わってくるようでした。先生方、いろいろありがとうございました。

ちょうど、NHKのプロフェッショナルでも、服巻先生の自閉症支援の番組があり、私が今日伝えたかったことはまさしくこれ!と大変共感いたしました。

発達障害のお子さんたちを理解することについて改めていろいろなことを考えさせられた一日でした。