知ってることはしゃべりたいもの同士

22
Nice!

とにかく、頭に浮かんできたことを言葉に出したいのび太。

仕入れた情報を、しゃべり言葉に変換して、
放出しないと苦しいらしい。

本屋に連れて行く。

そうすると、帰りの車の中は、しゃべりっぱなし。

でも、正直言って、聞き続ける方としては
はっきり言って、だんだんムカついてくるわけである。

「北条政子って○○年に〜〜して〜〜〜」

「聖徳太子の小さいころは〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜なんだよ」
(〜〜〜の部分は私の脳で遮断された部分です・・・汗)

んあ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!

そんなこと、知りたくないっつーの!!!

はじめのうちは「へ〜!そうなんだ〜」

なんて受け答えしていると、調子に乗って、
どんどん畳み込むようにさっき本屋で得た情報をまくし立てる。

テキトーにボ〜っとしつつ「ふ〜ん」なんて言ってると

「ねえねえ!ちゃんと聞いてるの?」

なんて叱られる。

いや、なんで?授業中じゃあるまいし!
・・・つうか、勝手にしゃべってるのに、
どうして、聞かなくちゃいけないんだよっ!!!

私は耐えられなくなって

「のび太、お父さんとお母さんは別にそういう話、
 聞きたいと思ってないの。
 『今、○○の話をしてもいい?』って聞いてから
 話をするんだよね?」

と、話をさえぎる。

でも、のび太のパパはたいていの場合、
のび太のこんな話でも聞いてくれるのだ!!!

のび太のパパ・・・つまり、私の旦那・・・

以前にも記事にしましたが(よかったらこちらです)
「オレはADHDだったかもな〜」と自分で言うほど、
小さいときは落ち着きなかった(らしい)

確かに、義母の話や通知表の所見を見ると、
かなりのADHDっぽさだ。

そして、現在、「雑学王」なのだ!!!

テレビで最近、「芸能人雑学王決定戦」なんてよくやってるけど、
旦那が芸能人なら、間違いなくチャンピオンだ。

伊○院さんも、お笑いの品○さんも、うちの旦那にはかなわないだろう。

「雑学」関係の本も「誰かに話したくて」読むことがある旦那。

うっかり、

「○○ってなあに?」

なんて聞いちゃったりすると、「待ってました!」と言わんばかりに

「○○ってさ、〜〜とも言うでしょ、それってね、〜〜で〜〜〜だからなんだよ。〜〜〜すると〜〜で〜〜〜〜〜だからね〜。だから〜〜〜で〜〜〜〜〜かもしれないんだけど〜〜〜って〜〜だから〜〜〜〜〜〜・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

長いのだ・・・

私は「○○ってなあに?」の答えは
「△△だよ」の一言の答えを求めているのだが。

そんな、旦那こと「のびパパ」が大大大好きなのび太。

だって、のびパパは のび太の長い長いおしゃべりに
ちゃんともっともらしい相槌を打ってくれて聞いてくれるのだ!

私みたいに、上の空で「ほ〜」なんてテキトーに
相槌を打ったりしない。

ケロロ軍曹が大好きなガンプラとであったときのいきさつや、
くれよんしんちゃんのママは3姉妹で、
「まさえ、みさえ、むさえ」という名前であることや、
「魁」の漢字の成り立ちの話を、
ちゃんと面白がって聞いてくれる、やさしいお父さんなのだ。

「似たもの同士」

まさに、二人は「類は友を呼ぶ」・・・で、

「類は子を呼ぶ」かもしれない。

そう。

のび太は母親の私を選んで産まれたのではなく、

「父親を選んで産まれてきた」のかもしれない。

土日だけのびパパと一緒にお風呂に入れるのび太。

お風呂場からもれてくる、
延々としゃべり続けるのび太のでかい声に
時々、「へ〜そうなの〜?」「ほ〜!すごいねえ〜!」
の、旦那の声。

楽しげな二人に、ちょっとだけ嫉妬する、
矛盾した複雑な気持ちの母なのです・・・


いつもクリック、ありがとうございます。

クリックが私の原動力・・・
何よりの励みになっています。

今日もポチってしていただくと、うれしいです・・・

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 発達障害・自閉症へ障害児応援検索エンジンゆっくりねっとサーチ

お暇な方は、「コメント欄」に一言だけでも残してくださると、
もっとうれしいです♪