先週末ekuboくんの学校で運動会がありました。養護学校の中学1年生。入学して半年近くになりますが、怒涛の思春期の嵐かと思いきや、マイペースながらとても安定した毎日のようで、たくましく成長している様子です。
遠くて応援に行けないのが残念でしたが、妹から運動会のエピソードをたくさん聞く中で、とても感動したことがありました。それは、体育館でみんながお昼のお弁当を食べている時に、校長先生がご挨拶にいらしたということでした。高い壇上からのあいさつではなく、それぞれのご家族の所へ行ってひざをついて、「今日はよく来てくださいましたね」「いつもお世話になっています」「○○君、がんばったねえ」と温かい言葉をかけてくださったそうです。
障害のあるお子さんの晴れの運動会に、親だけでなく、おじいちゃんおばあちゃん、兄弟、たくさんの方たちが、応援にいらっしゃっていること、それを温かい気持ちで丸ごと受け止めてくださる校長先生。有り難いなあと思いました。
「人は心で生きている」をマニュフェストに掲げ、「行きたい学校 楽しい学校」を目指すという学校で、ekuboくんが毎日元気で過ごせていることがおばちゃんは何よりも嬉しい。こういう校長先生がいてくださることを知り、安心して見守ることができそうだな、と思っています。